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未経験から介護のプロに!
介護職を派遣で働くための基礎知識

2019/04/16(火) 配信

未経験から介護のプロに!介護職を派遣で働くための基礎知識

 もし派遣で働くのであれば、前から興味があった介護の仕事をしてみたいという人もいるのではないでしょうか。介護が必要な人の生活をサポートする介護職は直接人の役に立つことができ、やりがいも感じられる仕事です。特に派遣であれば未経験・無資格でも応募しやすいため、介護業界未経験という人でも介護職としてのキャリアを無理なくスタートさせられます。
 ここでは、特に介護の仕事自体が初めてという人に向けて、介護の派遣を始める前に理解しておくべき基礎知識を解説します。

介護職の主な仕事内容とは

介護職の主な仕事内容とは

 介護の仕事にはさまざまな職種がありますが、その中でも介護の現場で実際に介護業務を担当するのが介護職員と呼ばれる人たちです。介護職員の仕事内容というと、食事や入浴、排泄の介助といったサービス利用者の身の回りの世話をするというイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、実際にはその業務内容は一般の人の想像よりもはるかに広いものです。  
 主な介護職員の仕事内容としては、次のようなものが挙げられます。  
 まず、身体介護は、サービス利用者の身体に直接触れるような介護業務です。具体的には、食事や入浴の介助、着替えの手伝い、歩行の補助といった仕事があります。介護職員の仕事の中でも特にイメージのしやすい業務の1つです。  
 次に、生活援助では、1人では家事が十分にできないというサービス利用者のために日常生活の家事を手助けします。買い物や食事の準備、洗濯など、利用者のために行う日常的な家事が生活援助の対象となります。身体介護とは違い、利用者の身体に触れることがない点が特徴です。そのため、身体介護をすることができない無資格者にも行なえる業務があります。  
 さらに、話し相手になる、レクリエーションの参加を促すといった利用者のメンタルケアや社会活動支援も重要な仕事になります。また、利用者本人はもちろんのこと、利用者の家族を支援することも介護職員の役割です。介護職員は介護のプロとして、介護が必要な人を抱える家族の相談にのり、あるいは必要な情報や知識を提供します。

 詳しくは、「介護職員として働く!主な仕事内容は?」をご参照ください。

介護の職種について知っておこう

介護の職種について知っておこう

 介護の世界ではいろいろな職種のスタッフが活躍しています。介護職として今後どんなキャリアを積んでいくべきか考えるためにも、介護業界における主な職種について知っておきましょう。
 「介護職員」は、介護の現場で実際に介護の担い手となる職種です。ヘルパーや介護士と呼ばれることもあります。介護職員は直接介護が必要な人と向き合い、その人たちが自分らしい生活を送れるようにさまざまな支援を行なっていきます。利用者の身の回りの世話や日常的な家事の手伝いを行うほか、話し相手や相談相手になるなどメンタルのケアまで担当します。さらに、利用者の家族をサポートすることも大切な仕事の1つです。
 「ケアマネジャー」は介護保険サービスのスペシャリストであり、要介護者と介護サービスをつなぐ役割を果たす職種です。具体的には、介護サービスを利用するために必要なケアプランを作成する、要介護者の現状に合わせたサービス・施設を探す、といった仕事をしています。それ以外にも、家族の相談にのる、要介護者本人の要望を施設に伝えるなど、要介護者本人や家族のニーズに合わせてさまざまな活動を行なっていきます。
 「生活指導員」は、特別養護老人ホームなどの介護施設において窓口業務を行う職種です。要介護者がサービスを利用するのに必要な面談や契約、各種手続きなどを担当しています。その他、必要に応じてサービスの利用者やその家族の相談にのることもあります。さらに、管理職として施設の運営業務にあたったり、ほかの介護職員と一緒に介護業務に従事したりしているケースもあります。

 詳しくは、「介護の現場で働く!どんな職種がある?」をご参照ください。

介護職員のキャリアアップには資格取得がおすすめ

介護職員のキャリアアップには資格取得がおすすめ

 介護の仕事をするのに必ずしも資格は必要ではありません。たとえ資格がなくても、経験や技術があれば、立派な戦力として通用します。しかし、資格があるかどうかで担当できる業務が限られたり、待遇に差が出る可能性があることは知っておくべきでしょう。介護職員としてのキャリアを極めるためにも、よりよい条件で就職・転職をするためにも、関連する資格を取得することを検討してみてはいかがでしょうか。
 介護職員として働く上で役立つ資格としては次のようなものが挙げられます。まず、介護未経験者向けなのが介護職員初任者研修です。これは、介護関連の資格のなかでも入門的な位置づけの資格です。この資格を取得すると身体介護ができるようになり、介護職員として担当できる業務の幅が一気に広がります。
 また、実務者研修は介護初任者研修の上位資格にあたり、たん吸引などの医療ケアを行うためには必須の資格となります。さらに、各施設におけるサービス提供責任者の地位に就くにも、国家資格である介護福祉士の受験資格を得るにも必要な資格です。介護職員としてのキャリアアップを目指したいのであれば取得を検討しましょう。
 介護職員にとって最終的な目標資格とも言えるのは、国家資格である介護福祉士です。資格としての社会的信用もあり、介護の現場でリーダー的な存在として活躍できます。さらに、介護福祉士の資格を取ったあと、ケアマネジャーへの転身を目指し、より難関のケアマネジャー資格の取得にチャレンジする人もいます。

 詳しくは、「介護職員の派遣!現場で使えるのはどんな資格?」をご参照ください。

介護の仕事をするなら資格はどこまで取る?

介護の仕事をするなら資格はどこまで取る?

 もし介護の仕事をすることになった場合、どこまで資格取得をがんばろうと思うでしょうか。全国の男女を対象にアンケート調査を実施しました。

 【質問】
 介護の仕事をするとしたらどこまで資格を取ろうと思いますか?
 【回答結果】
 介護福祉士(介護業務全般を任せられる国家資格) : 65
 介護職員初任者研修(介護職員として最低限必要な資格) : 26
 実務者研修(介護職員としての実務経験を証明する資格) : 9
介護の仕事をするとしたらどこまで資格を取ろうと思いますか?
 調査地域:全国
 調査対象:年齢不問・男女
 調査期間:2018年09月28日~2018年10月05日
 有効回答数:100サンプル

 キャリアを追求したいと考える人も多い

 全体の6割以上の人が、もし介護の仕事をするのであれば介護福祉士まで取得したいと考えていることが分かりました。まずは、介護福祉士まで取りたいと答えた人の意見を見てみましょう。
・仕事をするならできるだけ高いレベルを目指したいと思うからです。(41歳/女性/パート・アルバイト)
・介護の仕事をするとしたら、国家資格である介護福祉士の資格まで取りたいと思います。日常生活の介助と合わせて利用者やその家族から相談を受ける立場にもあるので、国家資格であるということが信頼感を与えるひとつになると思います。(52歳/女性/個人事業主・フリーランス)

 せっかく介護の仕事をするのなら、資格としての信頼度も高い介護福祉士までとりたいと思う人が多いようです。また、介護職員として働くのに最低限必要な資格である介護職員初任者研修を取れば十分と思っている人も2割以上いました。
・まずは最低限の資格をとって経験をしていくうちに自分がどこまでやれるか、やりたいかを考えて、他の資格をとりたいです。(31歳/女性/パート・アルバイト)
・最低限の資格があれば十分だと思うから(30歳/女性/パート・アルバイト)

 この回答をした人については、とりあえず最低限の資格を持っておけば十分と考える人、まずは最低限の資格をとってから次のステップをどうするか決めたい、という人の2パターンに分かれるようです。それでは、実務者研修と答えた人についてはどうでしょうか。
・先ずは現場での実務に慣れることを目指して、実務に合わせた資格を取得して、その後ステップアップしたいと思った。(58歳/男性/無職)

 現場で実務経験を積み、それを証明してくれる資格があると就職や転職のときに役立つのではないか、という意見が何件か寄せられています。
 今回のアンケート調査では、もし介護の仕事をするのであれば最上級資格である介護福祉士までがんばって取りたいと考えている人がかなりいることが分かりました。それ以外の選択肢を選んだ人についても、適性さえあればさらなるステップアップを目指したいと答えた人が多い印象です。もしこの業界に入るのであれば、介護のプロとしての道を究めたいという、皆さんの志が感じられる結果となりました。

派遣で介護職をするメリット

派遣で介護職をするメリット

 介護の世界で働くには、正社員、派遣、パート・アルバイトといったさまざまな雇用形態が考えられます。なかでも、おすすめなのが派遣社員として働くことです。
 1つ目のメリットは、勤務時間や勤務地などの希望が比較的通りやすいことです。直接施設に職員として雇われる場合と違い、派遣では雇い主である派遣会社が派遣社員の希望条件を聞き、そのうえで労働条件について派遣先との交渉を行なってくれます。そのため、自分の希望する労働条件に合った派遣先が見つかりやすいのです。また、残業が少ない、休みが取りやすいなど自分の都合に合わせた働き方もしやすくなっています。
 2つ目のメリットは、時給が高いことです。介護派遣の時給相場は高く、同じ仕事内容でもパートやアルバイトの人よりも高収入が得られることも多々あります。家庭の事情などで労働時間が制限される場合は、時給の高い派遣契約が魅力的です。
 3つ目のメリットは、初心者でも介護職に挑戦しやすいことです。介護の仕事の場合、正社員の求人は経験者や有資格者を対象にしているケースがほとんどです。しかし、派遣の場合は未経験・無資格でも応募できる求人が多く、知識やスキルがゼロの状態から介護のプロとしてのキャリアをスタートできます。会社によっては、資格取得のサポートも行なってくれるため、介護の実務経験を積みながら関連資格を取得したい人にもおすすめです。

 詳しくは、「介護の仕事をしたい!派遣で働くメリットとは?」をご参照ください。  

ステップアップで介護のプロを目指す

ステップアップで介護のプロを目指す

 介護の仕事は今後最も需要が見込まれる職業の1つです。現場経験を積んでステップアップし、関連する資格を取得すれば全国どこに行っても働けます。特に難関資格である介護福祉士やケアマネジャー資格は社会的な信用もあり、取得できれば幅広い活躍も期待できる資格です。
 人の役に立てるというやりがいがあり、さらにゼロからのスタートでも本人の努力次第で大きく道が開けるのが介護職の魅力。これから手に職をつけたいと思っている人であれば、検討する価値のある仕事と言えるでしょう。

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