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派遣から正社員を目指す!
正社員登用制度とは

2019/02/04(月) 配信

派遣から正社員を目指す!正社員登用制度とは

 派遣として働くことを考えている人、あるいは派遣として働いている人のなかには、将来正社員になることを考えている人もいると思います。派遣社員が正社員になるルートはいくつか存在しますが、そのなかでも積極的に利用したいのが紹介予定派遣です。紹介予定派遣は直接雇用を前提とした派遣のことをいいます。ここでは、紹介予定派遣を利用した場合の正社員登用までの流れ、さらに選考時のポイントを紹介します。

派遣先で正社員になるメリットとは?

派遣先で正社員になるメリットとは?

 派遣社員のなかには「派遣先で正社員になりたい」という希望を持っている人もいるかもしれません。ところで、派遣社員が派遣先でそのまま正社員になることには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。みんなのリアルな声を探るべく、全国の男女を対象にアンケート調査を実施しました。

正社員になるメリットは多い

・安定した収入、福利厚生、社会保障が得られる事。(51歳/女性)
・契約更新がなくなり、無期雇用になり就業と収入の面で安定すること(26歳/女性)
・仕事の内容は変わらないまま、業務範囲が広がるから。全く新しいものにチャレンジするよりも延長上にあってよい。(40歳/女性)
・福利厚生と安心感です。働いたことのある職場であれば、雰囲気がわかるので安心して働けます。(38歳/女性)
・正社員になれば社会保険や昇給、ボーナス、退職金などがあって働きがいがあると思う。(38歳/男性)
・派遣社員の場合、規制が厳しい職場もあり何をするにも社員さんの許可が必要だったり、ネット関係でアクセス権がなかったりなどで仕事上の不便が多い場合があるため。(34歳/男性)

 【質問】
 派遣先で正社員になるメリットは何だと思いますか?

 【回答結果】
 フリー回答
 調査地域:全国
 調査対象:年齢不問・男女
 調査期間:2018年05月28日~2018年06月04日
 有効回答数:100サンプル

 福利厚生がある、雇用が安定するといった待遇面をメリットとして挙げる人が特に多く見受けられました。また、勤め先の雰囲気や業務内容を知ったうえで正社員になれるという、紹介予定派遣ならではのメリットを指摘する人もいました。さらに、仕事上の権限が増えるため、仕事のやりがいも増えるのではないかという意見も。
 派遣先で正社員を目指すことには、やはり多くのメリットがあると言えそうですね。

正社員登用までの流れは?

正社員登用までの流れは?

 紹介予定派遣は、契約期間満了後に派遣先で直接雇用になることを前提に派遣就業する制度です。紹介予定派遣を希望して派遣された派遣社員は、派遣先での働きぶりが周囲に認められ、さらに派遣先と本人のあいだで合意が成立すれば派遣先の社員として働けるようになります。
 紹介予定派遣を利用した場合の、正社員登用までの流れについては一般的に次のようになっています。まずは紹介予定派遣を希望する前に、面接の練習や自己分析など正社員になるための準備を進めておきましょう。これは紹介予定派遣を希望するとき、あるいは正社員登用試験を受けるときに、面接などの選考試験が課されることが多いためです。そうした準備と並行して、派遣会社に紹介予定派遣を希望する旨を伝え、履歴書の提出および面接を行います。
 無事紹介予定派遣で働けることになったら、今度は実際に派遣先に行くという流れになります。そして、一定期間派遣社員として働き、派遣期間満了後(または派遣契約期間中)に正社員登用試験を受けます。いくら普段の仕事ぶりがよくても、試験に合格できないと正社員として雇ってもらうのは難しくなってしまいます。真面目に働くことも大切ですが、試験対策も忘れずに行っておきましょう。ちなみに、このときの試験内容については面接やレポート、ペーパーテストといったものが一般的です。特に面接についてはほとんどの企業で課されます。試験のタイミングや回数も、紹介予定派遣の契約前から一次選考があったり、内定までに何段階かの選考が行われたりと企業によってさまざまです。
 選考試験に合格すれば晴れて正社員として派遣先に正式に雇用されることになります。企業によっては正式な試験がない場合もありますので、実際の選考については事前によく調べておきましょう。
 紹介予定派遣の利用にあたっては注意点もあります。紹介予定派遣でいう直接雇用には、正社員だけでなく、契約社員やアルバイトという形態での雇用も含まれているからです。派遣の契約期間満了後、実際に派遣社員を正社員として採用するかどうかは、企業の方針によって変わってきます。紹介予定派遣を利用するときには派遣先の事情をあらかじめきちんと調べ、あくまでも正社員採用を希望する場合は、正社員登用実績がある会社の求人に応募するようにしましょう。

 詳しくは、「派遣から正社員になるためには?正社員登用の流れを解説!」をご参照ください。

正社員登用を目指すなら必須!提出書類の書き方について

正社員登用を目指すなら必須!提出書類の書き方について

 正社員登用制度を利用するときには、履歴書や職務経歴書といった必要書類を派遣先などに提出することになります。履歴書や職務経歴書は書き方によっては、自分の経験やスキル、長所を相手にアピールできる大切な書類です。実際の選考でほかのライバルに差をつけるためにも、書き方のポイントについて知っておきましょう。誤字脱字を避ける、丁寧な字で書くといった基本的なポイントはもちろんのこと、内容にも気を配る必要があります。
 まず履歴書についてですが、氏名や住所、これまでの経歴といった決められた事項を書く欄以外に、志望動機や自己PRを書くための欄がありますよね。こうした欄を記入するときには「この会社で働きたい」という意欲、あるいは「これまでのスキル・経験を活かして会社に貢献できる」というアピールが読む人にはっきりと伝わるように書くのがコツです。また、職務経歴書はこれまでの職場経験について書くことで、間接的に自分のスキルや能力をアピールしていきます。いずれの書類の場合でも、初めて書類を読む人にも、ひと目で応募者の人となりや能力・経験を把握できるような記述を目指しましょう。
 たとえば職務経歴書では、これまで勤めた企業、経験した職場について書くことになりますよね。ここで意識したいのが、自分が何をしてきたのかを具体的に書くということです。たとえば、派遣として働いているのであれば、派遣会社に登録したということだけでなく、これまでの派遣先の会社・部署名を漏らさず記入します。さらに、それぞれの派遣先で担当した業務、具体的にやってきた仕事の中身についても書きます。
 また、ステップアップしてきた経歴、昇進や昇格の経歴のようにプラス評価につながりそうな事項についても積極的に盛り込んでいきましょう。
 なお、紹介予定派遣で履歴書や職務経歴書を派遣先へ提出する場合には、書類の提出前に派遣会社のアドバイスを受けることもできます。自分の書いた内容を客観的な視点で見てもらうためにも、ぜひ相談しに行ってみてはいかがでしょうか。

 詳しくは、「派遣から正社員へ!正社員登用のための履歴書・職務経歴書の書き方のポイント」をご参照ください。

正社員登用試験のヤマ!面接を突破するコツ

正社員登用試験のヤマ!面接を突破するコツ

 実際の正社員登用制度においては、面接試験が課されるケースが多いです。したがって、派遣から正社員を目指すのであれば、面接対策は避けて通れないものといってよいでしょう。
 面接対策における一番のコツは、選考を行う企業側が面接を行う目的を考えることです。企業が派遣社員を新たに正社員として迎え入れるためには、それなりのコストやリスクがあります。したがって、企業側としては、それだけのデメリットを加味しても、応募者を正社員にする価値があるかどうかを知りたいのです。
 企業側としては、応募者の入社にかける熱意はもちろんのこと、応募者が会社に本当に貢献してくれるかどうかなどについて知りたいと思っています。さらには、長く自社で働いてくれるかどうか、会社の求める人材像とマッチしているかという点も気になるポイントです。
 これから正社員登用試験の面接を受けるのであれば、そうした企業側の狙いを知り、与えられた質問に対して適切に答えることが必要になってきます。経験、資格といった自分の武器になりそうなものがあれば積極的にアピールし、自分を社員として雇うメリットを面接官に伝えていきましょう。また、会社にどんな貢献ができるのか、あるいは正社員になったあとにどのようなキャリアを積んでいきたいのかについても伝えます。
 ちなみに、実際の面接ではある程度聞かれる内容は決まっており、定番の質問といわれるものもいくつかあります。そうした質問についてはあらかじめ自分で答えを用意してから面接に臨むのもよいでしょう。
 なお、紹介予定派遣から正社員登用試験にチャレンジする場合、派遣会社では応募者への手厚いサポートを行っています。本番を想定した面接の練習を行ったり、わからないことや悩みがあったら担当者からアドバイスを受けたりすることも可能です。せっかくサポート体制が用意されているのですから、積極的に活用してみましょう。

 詳しくは、「正社員登用の面接を受ける!無事に受かるためのコツは?」をご参照ください。

正社員登用制度で正社員を目指そう

正社員登用制度で正社員を目指そう

 派遣社員から正社員採用を目指すなら、まずは紹介予定派遣に応募し、正社員登用実績のある会社の求人を探しましょう。実際に正社員になるためには正社員登用試験に合格する必要があるケースも多いですが、提出書類の書き方や面接といった選考についても守るべきポイントを押さえ、選考本番に向けてしっかりと日頃から対策を行い、正社員になるという目標を叶えましょう。

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