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正社員登用の面接を受ける!
無事に受かるためのコツは?

2019/02/04(月) 配信

正社員登用の面接を受ける!無事に受かるためのコツは?

 派遣社員として働く予定のある人、あるいは働いている人のなかには、正社員登用制度を利用して正社員になることを考えている人もいるのではないでしょうか。正社員登用制度は、派遣社員から直接派遣先の正社員を目指すことのできるありがたい制度です。しかし、すべての希望者が正社員になれるわけではありません。実際の採用にあたっては、面接を含む正社員登用試験を突破する必要があります。このコラムでは、正社員登用試験で必須の面接試験の概要や対策について解説します。

派遣からの正社員登用の選考基準とは一体?

派遣からの正社員登用の選考基準とは一体?

 派遣社員が正社員を目指すルートのひとつに、派遣会社の有料職業紹介(紹介予定派遣)があります。紹介予定派遣は派遣先での直接雇用を前提に派遣社員として働くという制度です。紹介予定派遣で派遣された場合は契約期間満了後、派遣先から実力を認められ、また正社員登用試験に合格すれば正社員になることができます。それでは、会社がどのような場合に派遣社員を自社の正社員として受け入れようと考えるものなのでしょうか。
 会社が正社員登用をするときの、条件や選考基準としては次のようなものが挙げられます。
 1つ目は、会社側で正社員を必要としているかどうかということです。そもそも「正社員を新しく募集する必要はない」と考えているのであれば、派遣社員を正社員に登用することはありません。実は紹介予定派遣でいう直接雇用には正社員ではなく、契約社員やアルバイトも含まれています。もし紹介予定派遣を利用するのであれば、確実に正社員を募集している会社に赴くようにしましょう
 2つ目は、会社の求めるニーズと応募者の条件・能力が合致しているかどうかです。正社員で直接雇用するとなるとコストもかかりますし、何か問題があったときには会社側でリスクを背負うことにもなります。そうしたデメリットがあっても、正社員として雇うメリットがあると思わせられる人が正社員として採用されることになるのです。具体的には、優秀な人材であるかどうか、その会社が求める人材像と合っているかどうかといった点が問われます。

正社員になるための面接のポイントは?

正社員になるための面接のポイントは?

 正社員登用制度を利用して正社員を目指す場合、レポートや面接といった試験が課されるケースがほとんどです。なかでも、面接試験は実際の合否を決めるうえで大きなウェイトを占めています。もし本気で正社員になりたいと考えるのであれば、面接試験対策は必須と言えるでしょう。面接試験で好印象を与えるためには、事前の準備が不可欠です。以下のポイントを意識しながら、何度もシミュレーションを行いましょう。
 まず意識したいのが、自分の言葉を使って語ることです。一般論や抽象論だけでは、相手を納得させるのは困難です。自分の頭で考え、具体的な根拠を挙げながら話して、初めて話に説得力が出てきます。実際に働いた経験を話の内容に活かすなど、話に具体性をもたせることを意識してみてください。そのためにも、会社や業務に関する知識、将来のキャリア像など話の前提となりそうな事項に関してはあらかじめ理解を深めておくことをおすすめします。また、話が脱線して何が言いたいのかわからなくなってしまわないよう、簡潔に話をまとめることも大切です。結論から話し始めるなど論理的に話すことを心がけましょう。なお、面接試験では、正社員を希望する理由など定番の質問がいくつもあります。こうしたよくある質問については事前に答えを準備しておくのも良い方法です。
 そのほか、資格、経験、スキルなどアピールポイントになりそうなものがあれば、それを積極的にアピールしていきましょう。

正社員登用の面接で質問されやすい内容

正社員登用の面接で質問されやすい内容

 正社員登用の面接では定番といわれる質問があります。本番で困ってしまわないためにも、聞かれそうな内容についてはあらかじめ自分なりの答えを考えておくのがおすすめです。ここでは、よくある質問の具体例と回答のポイントをいくつか紹介します。
 1つ目は、正社員になりたい理由、志望動機といった正社員登用制度に応募した動機に関する質問です。この場合は「福利厚生が充実している」といった待遇面の理由を挙げるのではなく「この会社で正社員として働きたい」という意欲を見せるのが正しい回答になります。どうしてこの会社で働こうと思ったのか、正社員になったあとのキャリアプランを踏まえながら具体的に回答するようにしましょう。
 2つ目は、企業が応募者を正社員として採用するメリットについて答えさせる質問です。この質問に的確に答えるためには、これまでの経験や能力を活かして、どのように会社に貢献できるかを示す必要があります。
 3つ目は、会社や業務に関する質問です。この質問には、会社や業務についてどれだけ勉強しているかを見ることで、応募者の本気度を見極める狙いがあります。必要な知識についてはきちんと勉強し、質問にちゃんと答えられるようにしておきましょう。
 そのほか、自己PRや将来のキャリア像を問う質問なども定番です。

自己アピールや志望動機では何を伝えればいい?

自己アピールや志望動機では何を伝えればいい?

 面接試験では、自己アピールや志望動機を通して自分という人材を企業に売り込まなければなりません。それでは、正社員登用試験の面接の場合、特にどのようなところに重点を置いて、自分の良さを相手に伝えればよいのでしょうか。全国の社会人100人に聞いてみました。

これまでのキャリアや会社に貢献できることをアピール!

・経験ややる気をとにかくアピールすることです。(36歳/男性)
・これまでのキャリアでどのようなポジション・役割をはたしてきたか。(43歳/男性)
・正社員になりたいと考えているなら、長期的に働きたいという意思表示を最初にしっかりしておくべきだと思います。(45歳/男性)
・その職業に何らかのつながりのある経験や学歴、将来の方向性について具体的に述べることです。(41歳/女性)
・派遣社員から正社員に登用してくれればその会社にこういうメリットがあるというのを伝えること、志望動機はその会社で自分が何を成し遂げたいかをちゃんと伝えることが一番です。(40歳/男性)

 【質問】
 派遣から正社員登用を目指す際、面接で有利になるため伝えるべきだと思う自己アピールや志望動機内容を教えてください。

 【回答結果】
 フリー回答
 調査地域:全国
 調査対象:【職業】パート・アルバイト 個人事業主 公務員 正社員 派遣社員 経営者
 調査期間:2018年05月28日~2018年06月04日
 有効回答数:100サンプル

 これまでのキャリアや経験で得たこと、会社への貢献につながるような自分のアピールポイント、あるいは入社意欲など、さまざまな意見が挙がりました。どれも社員を雇う企業側としては気になりやすいポイントですよね。逆に会社が知りたいことが事前にある程度わかっているということは、対策が立てやすいということでもあります。事前準備を徹底し、自信を持って本番に挑めるようにしたいですね。

正社員になるために面接で存分にアピールしよう!

正社員になるために面接で存分にアピールしよう!

 面接試験は、正社員登用試験のなかでも特に重視される傾向があるといわれています。面接という言葉を聞くだけで緊張してしまう人もいるかもしれませんが、事前にきちんと話すべき内容を考え、本番を想定したシミュレーションを行っていれば決して怖いものではありません。むしろ、企業側に自分の長所や熱意を理解してもらう絶好のチャンスと考えるべきです。抜かりなく対策を行い、正社員への道を開きましょう。

 関連記事:「派遣から正社員を目指す!正社員登用制度とは」をご参照ください。

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