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人好きな性格なら適性あり!
販売の派遣で楽しく働こう

2018/11/05(月) 配信

人好きな性格なら適性あり!販売の派遣で楽しく働こう

 派遣の仕事にはオフィスワークから肉体作業系の工場勤務までさまざまな業種があります。そのなかの代表的な業種のひとつが販売業です。販売職の派遣では、派遣先のお店の販売員として接客やレジ打ちといった業務を担当します。人と接する機会が多いため、コミュニケーション能力に自信のある人には特におすすめの仕事です。このコラムでは、販売職とはどのような仕事なのか、詳しく解説していきます。

派遣先によっても変わる!販売職の仕事内容とは

派遣先によっても変わる!販売職の仕事内容とは

 同じ販売職でも、実際には複数の職種があります。職種によって担当する業務が変わりますので、それぞれ人によって向き・不向きが出てくる可能性があります。したがって、もしこれから販売職で働くつもりであれば、職種については要チェックです。このパートでは主な販売の職種3つとその仕事内容を紹介します。
 「レジ打ち」はスーパーやドラッグストアなど、さまざまなお店のレジで会計作業をメインに担当するスタッフです。レジの機械を操作し、お客様の購入した商品の精算などを行っていきます。レジの締めを担当することもあるなどお金を扱うだけに作業には正確さとスピードが求められます。几帳面で丁寧な人におすすめの仕事です。また、人と会話する機会は比較的少ないので、いきなり接客業は不安という人でも挑戦しやすいのではないでしょうか。なお、サービスカウンターなど職場によっては会計作業だけでなく、商品のラッピングやお客様への案内を担当することもあります。
 「店舗内販売」は、いわゆるお店の販売スタッフになります。お客様に商品を案内するほか、お店によってはレジにおける会計作業を担当することもあります。実際、アパレルなどのお店では販売スタッフがレジも打っていることが多いですよね。そのほか、派遣先によっては店舗内の清掃や品出し、在庫管理を任されるケースもあるようです。
 さらに、店舗内販売の一種とも言えるのですが、「携帯ショップの販売スタッフ」になるという選択肢もあります。携帯ショップの販売スタッフは、自分たちの売る商品・契約内容を把握してお客様との契約業務までを担当します。携帯電話やスマートフォンの操作方法、料金プランなどお客様の相談対応もあるので、お客様の疑問や不安に答えられるだけの深い知識が必要な職種です。そのかわり、やりがいはありますし、営業などのスキルも身につきます。職場によっては初心者でもできる役割が設けられていることもあります。

 詳しくは、「販売の派遣って何をするの?仕事内容まとめ」をご参照ください。

派遣の販売職で求められるのはどんなスキル?

派遣の販売職で求められるのはどんなスキル?

 未経験でも働きやすいといわれている販売職ですが、実際に派遣として働くうえでは特定のスキルがあると有利になります。特に重視したいのが、コミュニケーション能力、販売能力、基本的なパソコンスキルの3つのスキルです。
 1つ目のコミュニケーション能力は人と接する仕事である以上、必須の能力と言えます。円滑なコミュニケーションは相手の警戒心をほどくところから。まずはお客様に安心感を与えられるように、表情やマナーなど好感度の高い立ち居振る舞いを心がけることから始めてみましょう。また、販売職でいうコミュニケーション能力は、日常生活で求められる雑談をする力などとは少し違います。話し上手であることも接客業には必要ですが、それ以上に大切なのは相手の話をよく聞き、そのニーズをくみ取ることです。お客様に商品を売るうえでは、相手が何を求めているのかを知り、適切な対応をするという意味でのコミュニケーション能力が重要になってきます。
 2つ目の販売能力も販売職にとっては重要なスキルです。販売職はものを売る仕事です。いくらお客様とコミュニケーションがとれても肝心のものが売れなかったら意味がありませんよね。したがってコミュニケーション能力だけでなく、物を売るための技術をきちんと身につける必要があります。そこでまず心がけておきたいのが、自分の職場で扱っている商品についての知識を深めることです。そうすることで商品の魅力をはっきりとお客様に伝えられます。また、お客様から質問を受けたり、アドバイスを求められたりしたときにも具体的な答えを返せますよね。そうしたことの積み重ねが販売員としての信用につながり「あの人から商品を買いたい」とお客様に思っていただけるようになるのです。
 3つ目の基本的なパソコンスキルは、今や社会人にとって必須のスキルと言えます。「オフィスワークでもないのにパソコンスキルなんて必要なの?」と思われる人もいるかもしれませんが、販売の現場でもパソコンを使う場面は多々あります。売上管理で表計算ソフトを使う、メールを送るなどパソコンが使えないと困ることも多いのです。パソコンのスキルは汎用性が高く、一度勉強すれば他分野、他職種に転職するときにも役立ちます。派遣会社のなかにはパソコンの研修を積極的に行っている会社もありますので、前向きに勉強してみてはいかがでしょうか。
 なお、販売職については本人のスキル以上に適性による向き・不向きの問題も大きいです。販売職に向いているのはコミュニケーション能力が高く、かつ物事に対して柔軟に対応できる人です。人と話すのが好きな人、相手に合わせて臨機応変に対応できる人なら楽しく働けるでしょう。一方、初対面の人と打ち解けるのが苦手な人は、ONとOFFを切り替えて求められるスタッフ像を演じる力が必要かもしれません。また、身だしなみを整えるのが苦手な人、立ち仕事が苦手な人もあまり販売職向きではないと言えるでしょう。

 詳しくは、「販売の派遣に求められる能力は?3つのスキルを紹介」をご参照ください。

派遣の販売職として働くメリットとは

派遣の販売職として働くメリットとは

 販売職の派遣という働き方には、さまざまなメリットがあります。ここでは販売職の派遣として働く主なメリットを3つ紹介します。
 1つ目のメリットは、自分の興味に合わせて派遣先を選べることです。同じ販売の仕事でも、売るものは派遣先によって全く変わります。派遣先や仕事内容については事前に確認できるので、求人さえあれば自分の売りたい商品を扱っている職場に行くことが可能です。ジュエリー、洋服、化粧品、携帯電話などさまざまな商品を売るお店があります。好きな商品を扱うお店に勤められるのであれば、販売に必須の商品の勉強もはかどりますよね。楽しく働くためにも、自分の興味範囲に合わせて派遣先を選んでみましょう。
 2つ目のメリットは、シフトの融通が利くことです。販売職というと忙しく、休みづらいイメージもあるかもしれませんが、派遣の場合は直接職場に休日の希望を出すのではなく、派遣会社を通すので直接雇用されている人よりは休みやすいようです。もちろん、繁忙期には必要以上に休まない、他のスタッフの出勤状況と調整するなど周囲への配慮は必要ですが、それに気をつければ自分の希望するタイミングでお休みをとれる可能性が高いと言えるでしょう。そもそもシフトも柔軟で、職場によっては短時間勤務、残業なし、週に5日以下の勤務日数でも可といった条件で求人が出ていることもあります。各自のライフスタイルに合わせた働き方ができるので、ワークライフバランスを考えて働きたい人にもおすすめです。
 3つ目のメリットは、未経験でも始めやすいことです。販売の仕事は未経験でも始めやすい仕事といわれており、実際未経験歓迎の職場もたくさんあります。経験があればもちろん有利にはなりますが、本人の適性の有無も大きく関係してくる仕事です。たとえ未経験でも適性さえあれば、すぐに職場に慣れることができるでしょう。「これから初めて派遣で働きたい」という人で、人と接するのが好きな人であれば、ぜひ挑戦してみるべきだと思います。仕事を通してマナーや正しい言葉遣い、販売のスキルが身につくなど今後に役立つスキル・能力も得られますよ。

 詳しくは、「販売の派遣のやりがいって?メリットや注意点を教えて!」をご参照ください。

販売の派遣社員として働くならどこで働きたい?

販売の派遣社員として働くならどこで働きたい?

 販売の派遣といっても実際にはさまざまな職種がありますが、特に人気があるのはどんな仕事なのでしょうか。実態を探るべく、アンケート調査を実施してみました。

 【質問】
 販売の派遣社員として働くのなら、次のうちどの職種がいいと思いますか?
 【回答結果】
 店舗内販売(アパレルなど) : 45
 レジ打ち(スーパーなど) : 32
 携帯ショップ : 23
販売の派遣社員として働くのなら、次のうちどの職種がいいと思いますか?
 調査地域:全国
 調査対象:年齢不問・男女
 調査期間:2018年05月28日~2018年06月04日
 有効回答数:100サンプル

 人によって好みが分かれるという結果に

 調査の結果、人によって見事に好みが分かれるという結果になりました。まずは特に回答者が多かった店舗内販売について見ていくことにしましょう。
 ・アパレルなどの販売ならある程度の年齢でもできるので、いろんな店舗で働いて、販売スキルを身につけると将来の仕事に役立つと思います。(39歳/女性)
 ・顧客とコミュニケーションを図りながら、そのニーズに合った接客が出来るので店舗での販売がよいと思います。(43歳/女性)
 人と触れ合うという接客業ならではのメリットを実感できる、販売技術や商品知識といった役立つ知識・ノウハウが身につくといった点に、魅力を感じている人が多いようです。それでは、レジ打ちと答えた人についてはどうでしょうか。
 ・レジ打ちは覚えてしまえばルーティンワークで簡単にできそうなので。(43歳/女性)
 ・レジ打ちのスキルを磨けば優遇される可能性が大きくなる。(65歳/男性)
 仕事がルーティンワークで楽そう、覚えたスキルがほかの仕事に就くときにも役立ちそうといった意見が挙がったのが印象的でした。さらに、携帯ショップを選んだ人についてはどうでしょうか。
 ・携帯の販売のノウハウを知っていればどのキャリア会社でも対応できるので。(37歳/女性)
 ・携帯ショップの時給はそもそも高いです。新機種等も早くに知れます。(29歳/女性)
 回答者の声を総合すると、携帯ショップの販売には、時給が高い、経験を積めばどこのキャリアのお店でも働けるといったメリットがあるようですね。さらに、高いスキルが求められる分だけ、ほかの販売より営業などのビジネススキルが向上しそうという意見もありました。
 今回の調査結果からは、販売職にはどの職種にもそれぞれ魅力があること、さらにどんな職種を選ぶかについては個人の適性や好みによるという2つの事実が読み解けます。自分に合った職種を選んで働くことが、販売の仕事で楽しく働く秘訣のようです。

魅力はたくさん!販売の派遣で働こう

魅力はたくさん!販売の派遣で働こう

 販売の仕事の特徴のひとつは、人と直接向き合う仕事だということです。お客様という相手あっての仕事だけに大変なこともあるかもしれませんが、そのかわりお客様の反応をダイレクトに感じられるという喜びもあります。誰かと触れ合う仕事がしたいという人であれば、やりがいをもって働くことができるはずです。未経験でも始められる仕事ですので、興味があれば一度派遣の販売職として働くことを検討してみてはいかがでしょうか。

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