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2018/11/05(月) 配信
人と接するのが好きな人にとって、販売の仕事はやりがいのある仕事ではないでしょうか。派遣社員として働くにあたり、販売職をメインに考えている人もいるかもしれませんね。ところで、派遣で販売の仕事を選ぶことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、働くうえでの注意点についても気になるところだと思います。そこで、販売職で派遣として働くメリットや注意点について解説します。
派遣社員として、販売の仕事につくメリットのひとつは職場の選択肢が広いことです。同じ販売の仕事でも、どのお店に行くかによって何を売るかは全く違いますよね。派遣会社には、携帯電話ショップやアパレルショップ、ジュエリーショップ、雑貨店などさまざまなお店の求人が集まってきます。また、職種についても店内でお客様の接客を主に行う店舗内販売、レジでの会計業務を主に担当するレジ打ちといった仕事から選べます。このように、販売の仕事といっても、その実態は多様です。さまざまな職場のなかから、自分の興味範囲や好きなことに合わせて派遣先を選ぶことができます。
なお、販売職ではお店の種類や職種によって実際の仕事の内容が異なるため、職場が変われば身につくスキルも変わります。したがって、契約期間ごとにお店のジャンルを変えて複数の分野で経験やスキルを積むことも可能です。もちろんアパレルならアパレル一筋と決めてしまい、ひとつの分野を極めるという道もあります。
シフトの調整がしやすいのもメリットのひとつです。しかも、直接雇用の場合とは違い、派遣社員の場合はシフトを調整するのに派遣会社があいだに入ってくれます。自分で直接職場に交渉するわけではないので、希望を出しやすいようです。働いていくうえで、自由に休みが取れないという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。また、土日以外の曜日に休みたいという人もいると思います。固定休ではなく、比較的自由に休日を取れる派遣の仕事は、そうした人にとってはメリットの大きい働き方と言えるでしょう。
また、勤務時間についても必ずしもフルタイムとは限りません。派遣先によっては、1日5時間など比較的短時間の勤務も可能ですし、週5日未満の勤務日でも可というケースもあります。派遣前に残業の有無を確認しておけば、残業のない職場を選ぶことも可能です。
このように、派遣の仕事には休みも取りやすく、シフトの融通もきくという特徴があります。ワークライフバランスを考えた働き方をしたい人にはおすすめの働き方と言えるでしょう。
販売職の派遣については、未経験者でも比較的取り組みやすいというメリットもあります。販売職は未経験からキャリアをスタートさせる人も多く、未経験可の求人もたくさんあります。人と接するのが好きでコミュニケーション能力に自信がある人であれば、自分の長所を活かし職場にもすぐに慣れることができるでしょう。また、販売する商品も洋服や雑貨、化粧品など身近にあるものが多く、仕事の内容に親しみを持ちやすいのもメリットです。販売の仕事では正確な商品知識が欠かせませんが、自分の興味があるものであれば勉強も楽しくできるはずです。
接客や販売業務で身についたマナーなどのスキルは一生使えますし、勉強した商品知識は自分の日常生活にも役立ちます。お客様と触れ合い、その反応をダイレクトに感じられるというやりがいもあります。向いている人にはとことん向いている仕事ですので、接客や販売業務に興味があるのなら一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
派遣の販売職として働くことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。全国の販売職経験者を対象にアンケート調査を実施しました。
シフトも自由で仕事も楽しい!販売のお仕事にはメリットがいっぱい
・勤務先や取扱商品が多岐にわたるので、状況別に最適な販売方法を学ぶことができる点。(40歳/男性)
・販売の派遣社員として働く一番のメリットは、働く期間を決められることですね(39歳/男性)
・就労時間がある程度自由に選択できることがメリットです。(65歳/男性)
・お客さんと直接関わる機会が多いこと。ありがとうと言われることもあり、達成感を感じやすい。(23歳/女性)
・衣料品・小物その他、色々な商品の販売ができるし、販売する商品が変わるたびに知識が増えること。(51歳/女性)
・直接会社に雇われている人に比べて、販売目標やノルマなどのプレッシャーが少なく、接客販売を楽しみながら働けることです。(38歳/女性)
【質問】
販売の派遣社員として働く一番のメリットは何だと思いますか?
【回答結果】
フリー回答
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2018年05月28日~2018年06月04日
有効回答数:154サンプル
販売ノルマなどのプレッシャーが少なく、仕事に集中できるという意見が複数あったのが印象的でした。また、人と触れ合える仕事であること、シフトの融通がきくので働きやすいという声も多かったです。さらに、商品知識や販売技術など役に立つスキルが身につくのがよいという意見も複数ありました。派遣の販売職として働くことにはさまざまなメリットがあると言えそうです。
派遣社員として働くことには若干の注意点もあります。これから販売の派遣として働くのであれば注意点についても知っておきましょう。
まず、長期間の勤務ができないことです。法律により、同一の派遣先組織で3年を超えて働くことは禁じられています。そのため、派遣社員の場合は定期的に派遣先が変わるのが一般的です。ただし、一定の条件下では3年を超えても同じ派遣先で派遣を続けられることもあります。派遣として働いた際に職場が気に入ったのであれば、早めに派遣会社に相談しましょう。さらに、直接雇用を目指したいという人には、紹介予定派遣で働くという選択肢もあります。最初から紹介予定派遣に応募するのもよいですし、すでに派遣先に行ったあとでも派遣会社に相談すれば紹介予定派遣への切り替え交渉などを行ってくれる場合があります。
もうひとつは年齢の問題です。派遣には未経験でも挑戦しやすい、自由な働き方ができるというメリットがありますが、一方で年齢とともに働くことのできる企業が少なくなる傾向があるともいわれています。しかし、年齢不問の仕事は必ずありますし、これまでの経験をもとに新しいキャリアを切り開くことも可能です。販売経験を活かして営業職にチャレンジしてみるなど前向きにキャリアを積み重ねていきましょう。
派遣の販売職には人と直に触れ合えるだけでなく、柔軟な働き方ができるというメリットがあります。また、未経験者でも挑戦しやすい職種ですので、これから初めて販売の仕事をするという人でも安心です。
人に好感度を与えるマナーや立ち居振る舞い、販売技術など役に立つスキルも身につきます。自分に適性があると思ったら、一度派遣で販売職につくことを検討してみてはいかがでしょうか。
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