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派遣登録時のスキルチェックとは?
気になるスキルチェックまとめ

2019/12/07(木) 配信

派遣登録時のスキルチェックとは?気になるスキルチェックまとめ

 派遣社員の場合、職種によっては派遣登録時にはスキルチェックを行われます。しかし、派遣会社ごとにスキルチェックの内容が異なり、職種によってはスキルチェックがないケースもあります。スキルチェックを行うことには派遣会社なりの目的があるはずですが、派遣社員にとっては、スキルチェックはあるほうがよいのでしょうか?それともないほうがよいのでしょうか?ここでは派遣登録時に行われるスキルチェックについて解説します。

スキルチェックを受けたことがある方はどのくらい?

スキルチェックを受けたことがある方はどのくらい?

 まず、派遣社員として働いたことのある人のうち、どれくらいの人がスキルチェックを受けた経験があるのか、アンケートを取って調べてみました。

 【質問】
 派遣登録時にスキルチェックを受けたことがありますか?
 【回答結果】
 はい:116
 いいえ:51
派遣登録時にスキルチェックを受けたことがありますか?
 調査地域:全国
 調査対象:年齢不問・男女
 調査期間:2017年06月23日~2017年06月30日
 有効回答数:167サンプル

 3人中2人は受けた経験あり

 今回のアンケートでは、スキルチェックを受けたことがあると回答した人が全体の3分の2を上回りました。

・タイピング能力と、ワードとエクセルがどの程度使えるのかをチェックするのに、実際に書類を作らされた。(40代/正社員/女性)
・文字入力やIllustrator、Photoshopなどを使って指定時間内に作業するものでした。仕事で使っていたので、試験内容は基本的な作業だったと記憶しています。(40代/パート・アルバイト/男性)
・英語を使う仕事だったので、英語のスキルチェックがありました。(20代/専業主婦(主夫)/女性)

 今回のアンケートでスキルチェックを受けたことがあると回答した人は、事務系の派遣経験者が多かったようです。タイピングスピードや、エクセル・ワードなどを使った資料作成など、パソコンのスキルチェックを受けたというコメントがほとんどでした。コメントからは、パソコン以外のスキルチェックも含め、それほど難しいレベルが要求されるものではないように感じられました。一方、スキルチェックを受けたことが無いと回答した人のコメントは次の通りです。

・清掃関係の派遣です。スキルは必要ないレベルです。(60代/パート・アルバイト/女性)
・履歴書と職務経歴書を提出し、具体的にどういった仕事をしていたか、どういうソフトを扱っていたかを聞かれた程度だった。(40代/専業主婦(主夫)/女性)
・履歴書、職務経歴書は提出しましたが、それ以上のものはありませんでした。(40代/個人事業主・フリーランス/男性)

 スキルチェックを受けたことがないと回答している人のコメントからは、特別なスキルを要求されない職種の派遣だったことがうかがえます。面接と書類記入だけで登録が済むケースも少なくないようです。

 一口に派遣社員と言っても、どんな職種を選ぶかによって、スキルチェックの内容が変わるのはもちろん、受ける必要が無くなるケースもあることがわかりました。では、派遣登録時のスキルチェックには具体的にどのようなものがあるか、もう少し詳しく見ていきましょう。

派遣登録時のスキルチェックは何を見られるもの?どんな内容?

派遣登録時のスキルチェックは何を見られるもの?どんな内容?

 派遣登録時にはスキルチェックが行われる場合と行われない場合があります。同じ派遣登録なのに、なぜスキルチェックの中身が異なるのでしょうか?それは、派遣会社と派遣先の会社のあいだで求められるスキルの差によります。同じ一般事務であっても、大手の派遣会社には一定上のスキルが求められていることが多く、複数の派遣社員を派遣する場合には、ある程度スキルのレベルを揃える必要があります。それに対して、小規模の派遣会社に依頼が来る場合には、とにかく事務のできる人を派遣してほしいという依頼内容の場合もあります。この程度のスキルであれば、面接だけでも確認できるため、わざわざスキルチェックが行われないということが考えられます。また、派遣登録時のスキルチェックの中身として多いのが、国語や計算などの一般常識とパソコン操作に関するものです。今や、どのような企業でもワードやエクセルを導入していることがあり、初歩的な操作ができないと仕事にはなりません。派遣登録時のスキルチェックでは「どれだけ高いスキルを持っているか」ではなく「最低ラインのスキルを持っているか」をチェックする内容になっていることが多いようです。さらに、派遣会社によっては得意分野が決まっていることがあり、限られた分野の受注が多い場合もあります。それに対応できる人を選んで登録するために、スキルチェックするケースもあります。

 詳しくは、「派遣登録のスキルチェック対策!内容やレベルはどんなもの?」をご参照ください。

派遣登録時のスキルチェックは職種ごとに内容が変わるもの?

派遣登録時のスキルチェックは職種ごとに内容が変わるもの?

 派遣で働く際の面談や登録では、資格証明書の提出を求められるのはどちらかというと稀なケースです。派遣では、過去にどのような資格を取得したかということよりも、実際にどれだけのスキルを持っていて使いこなすことができるかという点が重視されるからです。ただし、資格がなければ実際に就業できない介護職などの派遣では、資格証明書は必須と言えます。IT系の資格や英語の資格なども、どれだけのスキルを持っているかを証明することが有利に働く場合も資格証明書の提出は有効です。一般的には派遣社員が就業する場合、資格証明書よりも事前のスキルチェックを重視されることのほうが多いとはいえ、登録の際にどうしても資格をアピールしたいというのであれば、自主的に資格証明書を作成して担当者に提出しておくというのも1つのアピール方法ではあります。多くの資格を持っている場合や、今回は役に立たなくても、別の職場では役に立つ資格を持っているという場合には、自主的に資格証明書を作成して提出することが将来的に役に立つ可能性があります。ただし、資格はたくさん持っていればよいというものではありません。どう考えても派遣会社では役に立たないような民間資格も含めてしまうとアピール度が下がってしまいます。派遣会社の派遣先の職種なども考慮したうえで、実際に役に立つような資格に絞って資格証明書にリストアップすることが大事です。

 詳しくは、「職種によって違うもの?派遣登録のスキルチェックの実態」をご参照ください。

派遣登録時はスキルチェック対策も肝心!練習する内容は?

派遣登録時はスキルチェック対策も肝心!練習する内容は?

 派遣登録の際に行われるスキルチェックは、一般的にはそれほど難しくないといわれています。実際に派遣先で求められる程度のスキルがあるかをチェックするためのものですから、仕事を普通にできる人であれば問題なく対応できるようにはなっているようです。しかし、周りにチェックする人がいる状態では普段通りの力を発揮できない人もいます。特に、しばらくブランクのあったあとに登録しようとしている人は、事前にスキルチェックの練習をしておいたほうがよいかもしれません。自分が思っているよりもスキルレベルが下がっているケースがあります。スキルチェックの内容は派遣会社や職種によって異なりますが、登録時に受けることが多いのは簡単なパソコン操作についてのスキルチェックです。普段からパソコンを使用している場合はかまいませんが、使う機会がないのであれば、軽く練習をしておいたほうがよいでしょう。ワードやエクセルの操作に関しては、検定の教本や簡単な操作マニュアルなどを確認して、操作手順を思い出しておくことをおすすめします。タイピングスピードについての練習は、タイマーを用意して、1分間100文字程度からスピードアップできるように練習をします。web上には、無料登録してタイピングスピードの練習をできるサイトもありますから、そのようなサイトを利用してチェックしてみてもよいでしょう。一般常識に関しては、秘書検定の教本や就職用の問題集などを利用して練習してみるのもよい方法です。実際の登録時にスキルチェックを受けてみたら、練習するまでもなかったと感じるかもしれません。しかし、練習せずに臨んでいたら結果は違う可能性もあります。練習を積んだことは実務でも無駄にはならないはずですから、できるだけ練習をしてからスキルチェックに臨むようにしましょう。

 詳しくは、「派遣登録に必要なスキルチェック!練習の方法まとめ」をご参照ください。

まとめ

まとめ

 派遣登録の際にはスキルチェックをするところが多く、特に大手の派遣会社ではスキルチェックのないところのほうが稀だといわれています。一定以上のスキルを持つ人を登録させることで、その派遣会社に単価の高い仕事が集まりやすくなります。ですから、面倒だと思ってもスキルチェックのある派遣会社に登録しておいたほうが、稼げる仕事を得やすくなると考えられます。せっかく登録時にスキルチェックを受けるのですから、練習してから臨むようにするのがおすすめです。

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