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派遣登録のスキル
チェックの目的は?よくある内容も紹介

2019/02/14(木) 配信

派遣登録のスキルチェックの目的は?よくある内容も紹介

 派遣社員の職場や職種はさまざまです。専門性の高い職種から、誰でも行うことができるあまりスキルを必要としない職種まで、幅広く網羅されているのが派遣の仕事の特徴です。職種が異なれば、求められるスキルも当然違ってきます。では、派遣登録の際に行われるスキルチェックは職種別に種類がわかれているのでしょうか?具体的にどのようなスキルチェックが行われるのかも気になります。ここでは職種ごとのスキルチェックの違いについて解説します

なぜ必要?派遣登録のときにスキルチェックをする目的

なぜ必要?派遣登録のときにスキルチェックをする目的

 まずは、派遣登録のときに、なぜスキルチェックを行うのか、何の目的で行うのかということについて見ていきましょう。スキルチェックの方法は、派遣会社によって異なりますが、目的は共通しています。その人の適性にあった仕事を紹介するためです。適性が分からなければ、個々人に合う仕事を紹介できません。また、希望に合う職種の仕事を紹介するためでもあります。どのようなスキルを持っているかがわかれば、希望通りの職種を任せられるかどうかの判断ができるからです。未経験の人に対しては、仕事のマッチングに必要な情報を集めるためにも行われます。

派遣登録のスキルチェックはうまくいった?

派遣登録のスキルチェックはうまくいった?

 ではここで、派遣会社に登録した経験がある人を対象に取ったアンケートの結果を紹介します。派遣登録のときにどのようなスキルチェックが行われたのかを尋ねてみました。

 やはり?パソコン関係のスキルチェックが多数という結果に!

・エクセルとワードのスキルチェックでした。大変だった内容は、仕事でほとんど作成したことがないグラフ作成です。(40代/派遣社員/男性)
・印刷されているのと同じ文章をタイプする、計算、数字の間違いを見つけるなどでした。決して難しい内容ではないものの、緊張して実力が出せなくなることが怖かったです。(50代/個人事業主・フリーランス/女性)
・語学スキル保有者に特化した派遣会社だったので、書類提出の段階で語学系の資格のチェックがあった後、英文タイプの実技テストがありました。(50代/専業主婦(主夫)/女性)
・これまでの職務経歴、スキルについて確認されました。過去の作品を提出して、工夫した点や苦労した点などを先方に伝えました。(30代/正社員/男性)
・簡単な計算や英単語、漢字のテストがありました。ひとつのテストが10分くらいだったと思います。またパソコンでの文章入力、エクセルでの作業、パソコン知識を用いた実技のスキルチェックもありました。わたしはパソコンを使う機会が少なく、パソコン知識の問題が難しかったです。(40代/パート・アルバイト/女性)
・私が派遣登録をした会社は事務職やコールセンターがメインの派遣会社だったので、スキルチェックはタイピングのテストでした。指定された文字数(1000文字)をPCから入力して時間を計る一般的なタイピングテストだったのですが、その頃はタイピングが苦手だったので終わるまでかなり時間がかかりました。(30代・個人事業主・フリーランス/男性)

 【質問】
 派遣登録時のスキルチェックはどのような内容でしたか?
 【回答結果】
 フリー回答

 調査地域:全国
 調査対象:年齢不問・男女
 調査期間:2018年07月12日~2018年07月19日
 有効回答数:240サンプル

 今回のアンケートのコメントから、スキルチェックが行われるのは主に事務系の派遣だということ、また、パソコン入力のスキルを確認するものが多いものの、チェックの内容が会社によって大きく違うことも分かりました。多くはワードやエクセルの基礎ですが、中級、上級のスキルをも確認されることもあるようです。簡単なグラフや表の作成、関数計算などについても、ある程度使えるようになっておいた方がよいかもしれません。利用する入力のスピードを確認するもの、正確さを確認するものがメインですが、中には、テンキーでただひたすら数字を打ち続けるようなテストもあります。パソコン入力と言われても、どの程度の難易度を求められるか分からないので、ある程度、幅を持たせて対応できるようにしておく必要がありそうです。
 それでは、派遣登録時によく行われるスキルチェックについて、具体的な内容を見ていきましょう。

よくあるスキルチェックの内容
1.パソコンスキル

よくあるスキルチェックの内容1.パソコンスキル

 派遣登録時にチェックされるパソコンスキルとしてもっとも多いのが、タイピングスキルを確認するものです。どのくらいのスピードでミスなく入力できるかをチェックします。事務系の派遣では多くの職場で必要になるため、基礎的なチェック項目として採用されることが多いようです。実務的なスキルとしては、ワードやエクセルなど、事務でよく使用するマイクロソフト製品に関するスキルがチェックされます。文字入力や簡単な計算など基礎的なものから、グラフ作成、関数計算など中級レベル、上級レベルのチェックまでいろいろです。希望職種が英語や経理など専門的なスキルを必要とするものであるときは、それぞれ専門スキルのチェックもあります。派遣先でどのような仕事を主にするかによってチェック内容が違ってくるので、あらかじめどのようなスキルを求められるか確認しておくことも必要でしょう。

よくあるスキルチェックの内容
2.適性検査

よくあるスキルチェックの内容2.適性検査

 スキルチェックの際に、適性検査を行う派遣会社も少なくありません。通常の就職活動で行われる一般常識に関するテストに相当するものです。ビジネスマナーや漢字の読み方、敬語の使い方や算数問題など、派遣先での業務に最低限必要な知識を確認します。出題レベルとしてはごく一般的なもので、それほど難しいものではありません。

派遣登録で持っておくと有利な資格とは?

派遣登録で持っておくと有利な資格とは?

 資格を持っていれば必ず仕事を紹介してもらえるわけではありませんが、持っていた方が有利になる資格はいくつかあります。事務系派遣なら、派遣先からの要望が多い資格を持っていると有利でしょう。例えば、日商簿記なら2級以上、TOEICなら700点以上なら資格として採用されます。CADも有効な資格のひとつです。一定以上の知識があることを登録の条件とされるケースもあります。しかし、資格を持っていることよりも実務経験が重視されるのが派遣の現場です。エクセル、ワードなどの資格は目安にはなりますが、その仕事に必要なスキルを満たすかどうかを具体的に確認したうえで選考されることがほとんどです。
 もちろん、保育士や看護師など資格がないとできない業務もあります。そのような業種の派遣登録では、資格を持っていることが重視されるのは当然のことです。工場系の派遣ならフォークリフトや玉掛け、溶接などの求人が比較的多いので、それらの資格を持っていると有利です。

未経験の仕事にもチャレンジ

未経験の仕事にもチャレンジ

 実務経験のある人は、職務経歴書を用意して派遣会社へ行くようにしましょう。たとえば、前職がアパレル販売で派遣では未経験の事務職に就きたいという場合、アパレル販売の業務の中でもパソコンを使用してのシフト組みや売上管理など、事務職に生かせる経験がなかったのかを思い出してみることが大事です。もしもそのような経験があれば、派遣会社にアピールできるポイントになります。未経験でもチャレンジしてみたい職種がある場合は、高時給でなくても未経験可の仕事から始めてみることが大事です。その派遣経験をもとにして、次は実務経験者向けの仕事にステップアップしていきたいということを派遣会社に相談すると良いでしょう。スキルチェックの結果に自信がなくても、これから経験を積んでいきたい、資格取得に向けて勉強したいという意欲をしっかり伝えればチャンスが巡ってくるかもしれません。

緊張せずに!楽な気持ちで臨もう

緊張せずに!楽な気持ちで臨もう

 派遣登録ではパソコンスキルを問われるケースが多いので、タイピングが遅かったり、正確にタイプする自信がなかったりすると不安になるかもしれません。しかし、派遣に必要なパソコンスキルは、派遣会社の研修で身につけられる場合もあります。何も分からないまま緊張したり不安を感じたりするのであれば、その前に登録を希望する派遣会社に相談してみましょう。案外楽に受けられるようになるかもしれません。

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