TEL0120-700-700

派遣、アルバイト、転職の相談はグロップで

合格を目指して!
紹介予定派遣の面接でよくある質問と対策

2019/02/18(月) 配信

合格を目指して!紹介予定派遣の面接でよくある質問と対策

 紹介予定派遣として派遣先で働く場合、一般派遣で派遣されるのとはさまざまな面が異なります。例えば、紹介予定派遣の場合は、派遣元で登録しただけでは働けません、事前に派遣先による面接を受ける必要がある場合がほとんどです。面接結果によって働けるかどうかが決まるので、面接での受け答えが大事です。では、紹介予定派遣ではどんな面接が行われるのでしょうか。この記事では、紹介予定派遣を考えている人を対象に、面接でよくある質問と対策について解説します。

面接は誰がする?紹介予定派遣とは?

面接は誰がする?紹介予定派遣とは?

 紹介予定派遣とは、一定期間(最長で6カ月間)派遣社員として働いたあと、正社員や契約社員などで直接雇用されることが前提となっている派遣の形態です。通常の書類審査や面接だけで正社員になるのは不安という人や、自分の働きを見てもらった上で雇ってもらいたいと思う人に向いています。直接雇用を見据えた派遣なので、面接は派遣先でも行われることがほとんどです。ただし、紹介予定派遣されれば数か月後の直接雇用が約束されるわけではありません。派遣期間終了までに、派遣社員本人と派遣先の企業の意思確認が行われ、合意すれば直接雇用が決まるという形です。ですから、直接雇用が決まるまでの間はずっと、広義の意味で面接期間とも言えます。

もし面接官なら?紹介予定派遣希望者にどのような質問をする?

もし面接官なら?紹介予定派遣希望者にどのような質問をする?

 ここで、もし自分が面接する側の立場だとしたら、紹介予定派遣希望者の面接ではどのような質問をしたいか、アンケートを取ってみました。

 仕事に対する姿勢がうかがえる質問をしたい

・その職種を選んだ理由と、派遣先の会社を選んだ理由を聞きたいです。その回答で、熱意を確認したいためです。質問されたから、仕方なく答える答えと、本当に熱意を持って答える人との回答は違いがでやすそうと、個人的に思いますので。(30代/個人事業主・フリーランス/男性)
・今まで働いたことがある会社で失敗したこと、上手くできなかったこと、それらを改善するためにしたことを質問したいです。職場で失敗を受け入れられない人がいて、職場の雰囲気が悪くなったことがあったので、そういう人かどうかを知りたいです。(30代/無職/女性)
・志望理由などはそつなく答える応募者が多いと思うので、人柄がわかるような、日常的な出来事や時事ニュースの感想を聞いたりすると思います。身内に人事面接をする人間もいますが、同様の事を言っていましたし、もし自分が採用する立場なら応募者の考え方や思考を知りたいと考えます。(40代/個人事業主・フリーランス/女性)
・自分で自分のスキルをあげるために、何か勉強していることはありますか?という質問をします。派遣社員は、契約での労働となりますので、仕事に対して真摯に向き合う姿勢があるかないかを判断するためです。(20代/正社員/男性)
・なぜ直接雇用ではなく紹介予定派遣という形を選んだのか。正社員になるのが目的であれば、派遣会社を通さなくても方法はあるのに、何故この方法を選ぶのかが知りたいので。同時に、雇用形態が目的なのか、会社に本当に魅力を感じているのかもこの質問によって推し量りたいので。(40代/個人事業主・フリーランス/女性)
・「あなたの経験・スキルの中で、生かせる・貢献できると思うものはなんですか。」と問い、自分自身を客観的に捉えることができているかを確認する。「これから仕事を通じて、1年後、3年後、5年後、あなた自身はどのようになりたいですか。」と問い、目標を持って能動的に仕事に取り組むことができるかを確認する。(30 代/正社員/男性)

 【質問】
 もし、自分が紹介予定派遣の希望者を採用する立場なら、応募者にどのような質問をしたいですか?
 【回答結果】
 フリー回答

 調査地域:全国
 調査対象:年齢不問・男女
 調査期間:2018年07月12日~2018年07月19日
 有効回答数:100サンプル

 今回のアンケートでは、多くの人が「いきなり正社員ではなく、一旦派遣社員として働く紹介予定派遣を選んだのか、その理由が聞きたい」と答えています。たしかに、紹介予定派遣希望者にとっては最も核心を突く質問事項です。実際にも面接で聞かれる可能性は高いと言えるでしょう。全体的に、正社員の面接と同様の質問事項が多く見られました。やはり、正社員になることを念頭に置いた質問を行いたいと考える人が多いようです。
 では、この結果を踏まえつつ、紹介予定派遣の面接対策について見ていきましょう。

要チェック!紹介予定派遣でよくある質問と対策

要チェック!紹介予定派遣でよくある質問と対策

 紹介予定派遣に限らず、採用面接で必ず聞かれるのが志望動機です。なぜ、その業種や企業を選んだのかという理由はもちろん、紹介予定派遣という形を選んだ理由についても質問される可能性があります。自分のスキルや実績から、どのように企業に貢献できるかをアピールできるように答えを用意しておきましょう。また、派遣という雇用形態ですから、職務経歴についての質問も必ずされます。職務内容を分かりやすく伝えるためには、時系列ではなく、最も長く携わった職種の順に話すと良いでしょう。職歴の数が少ない場合は時系列順でも大丈夫です。できるだけ、応募企業の業種・職種と関係の深い職歴をアピールするように話を組み立てると良いです。
  もうひとつ事前に答え方を考えておきたいのが、長所と短所についての質問です。実際の業務に結びつけて理解しやすい内容にすると良いです。短所も、正直に答えすぎて面接官を不安にさせてしまうよりも、長所に変換して話せる内容にすると、より良い印象を与えられます。

答えに詰まる!困った質問をされた場合の対策法

答えに詰まる!困った質問をされた場合の対策法

 紹介予定派遣の面接では、とっさには答えにくい質問をされることもあります。例えば、前職の退職理由についてです。人間関係や給与に不満があったなどのネガティブな内容は、応募企業を不安にさせてしまうことにもつながりますので、できるだけ、家庭の事情や親の病気・介護など、納得を得やすい理由を選ぶのが望ましいと言えます。ただし、作り話で嘘をつくのはよくありません。どのように答えるのが無難なのか、あらかじめ派遣会社に質問して確認しておくとよいでしょう。
  自分の病気が理由なら、現在は健康状態に問題がないことを強調しておくことが大事です。前職からのブランクがある場合は、スキルアップや資格取得の勉強に時間を費やしたなど、理解を得やすい理由を考えておきましょう。

事前に対策!落ちついて面接に臨もう

事前に対策!落ちついて面接に臨もう

 面接でどのような質問をされるかは、派遣先の企業次第なので分かりません。ですが、よく聞かれる質問はおさえておき、質問に対する答えを準備しておくと、精神的な余裕につながります。その場しのぎの答えにならないように、万全の準備をして臨みましょう。そうすれば、落ち着いて面接を受けられるはずです。

 詳しくは、「紹介予定派遣から正社員に!採用につながる面接の受け方」をご参照ください。

 グロップグループの求人情報サイト「GROP WORK STYLE」の求職登録はこちら。