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転職の面接での悩みどころ!
逆質問の攻略法を知ろう!

2019/08/19(金) 配信

転職の面接での悩みどころ!逆質問の攻略法を知ろう!

 転職の面接における最大の難関は逆質問であるといっても過言ではありません。面接の最後に聞かれる「質問はありませんか」という面接官からの逆質問に焦ってしまう人も多いものです。逆質問があっても慌てないよう、いくつかのパターンを用意しておくのがいいでしょう。逆質問は自分を売り込むチャンスであることを忘れず、うまく利用することも大切です。そこで今回は、チャンスを掴むための、面接における逆質問の攻略法を紹介します。

面接官が逆質問をする意図

面接官が逆質問をする意図

 転職の面接では、面接官が応募者に質問をするのが一般的です。しかし、面接の終わりに面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。これが逆質問です。面接官が逆質問を確認する理由には、応募者の入社への意欲を測る目的があります。というのも、転職を希望している人はいくつもの会社で面接を受けているのが通常です。面接官も応募者が何社も受けているのを知っていますので、その中でも、自社の志望度はどのくらいであるのかを知りたいと考えています。そこで、逆質問の場を設け自社への興味の深さをチェックするのです。
 志望度の高い会社であれば、ホームページや求人などを読み込んでいますので、逆質問の内容も明確になっているでしょう。逆に、特に質問がない場合や、上辺だけの質問をする転職希望者は、自社への興味がないとわかるのです。また、質問の内容で会社との相性もわかります。社員に自発的な活動を求めている会社を志望しているのに、仕事においてどのくらいのサポートが受けられるのかといった質問をする人は、その会社との相性が悪いといえるのです。
 さらに、逆質問では応募者から発信される質問が聞けることから、自分の考えをうまくまとめられるのか、的確な質問ができるのかといったコミュニケーション能力も測れます。スムーズに会話が進められるのかといった点も逆質問によってチェックされているポイントです。

意欲表示をするための逆質問

意欲表示をするための逆質問

 逆質問によって、この会社に入社をしたいという高い意欲を示すためには、志望した部署の仕事内容を詳しく聞くのもひとつの方法です。配属先や、配属先の社員構成、配属先の仕事内容など、具体的に担当する予定の仕事に興味があることを示すと面接官に好印象を与えます。入社までに準備をしておくべきことを聞いておくのも、入社後にどのくらいの意欲をもって仕事をするのかを印象付けられるでしょう。さらに、これまでの経験において、入社に際して足りないものを聞いておく方法もあります。会社のために自分ができることや、するべきことを知りたいといった意欲を見せることで、仕事へのやる気が伝えられるのです。

自己PRをするための逆質問

自己PRをするための逆質問

 逆質問は上手に利用すると自己PRにもつながります。その例として、自分の性格を提示したうえで入社に際して必要な資質を聞くという方法があげられます。これは自分の長所を謙虚にアピールすることにもつながり、その長所を会社のために役立てたいとさりげなく伝えられる方法です。長所として面接官に良いイメージが与えられるのが「積極性」や「責任感」、「協調性」などでしょう。
 逆質問は面接においてアピールしきれなかった部分を伝える最後のチャンスでもあります。少しでも確実に伝えるため、具体的なキャリアなどは数字を交えて紹介するといいでしょう。さらに、これまでの経験から得たスキルや資格などを提示することもアピールにつながります。それらのスキルや資格を、入社してからどのように活用できるのか質問することで、入社への意欲と自己PRが同時に行えるのです。ただ、自慢げに実績をひけらかしてしまうと悪い印象を与えてしまいます。言葉選びには十分に気をつけましょう。

労働条件を聞くための逆質問

労働条件を聞くための逆質問

 逆質問で面接官に聞いておきたいことを考えたとき、休日や勤務時間などといった労働条件を聞きたいという人もいるでしょう。ただ、採用が決まる前に労働条件を深掘りしてしまうと、仕事に対する熱意を疑われてしまうこともあります。逆質問に労働条件を選ぶことで、面接官にマイナスイメージを与えてしまいかねないのです。ただ、どうしても聞きたい場合には、仕事の繁忙期やそのときの働き方などを質問するのがいいでしょう。そうすることで、残業や休日出勤の状況が推測できます。
 また、勤務地の希望が出せるかを知りたい場合には本社の場所を提示したうえで質問しましょう。「本社は○○にありますが、勤務地の希望は出せるのでしょうか」といった聞き方をすることで、具体的な仕事への熱意も見せられます。さらに、部署ごとに休日が異なるのかも聞いておくと、自分が担当する予定の仕事内容を知りたいことが伝えられるでしょう。そのうえで、部署によって働き方が違うかどうかを察することができます。

面接では避けたい逆質問

面接では避けたい逆質問

 面接の逆質問では、会社への志望度合いや仕事への意欲が測られますので、避けておくべき質問もいくつかあります。そのひとつは、業務内容などの調べればわかる情報に関する質問です。もし、志望度合いの高い会社であれば面接前にホームページなどを確認し、しっかりと情報を頭に入れているでしょう。ホームページで調べるという簡単な作業すらしない応募者であれば、入社後にも周りに頼って仕事をする人物であると考えられてしまいます。志望する会社の基本的な情報も調べていない応募者が、面接官にいい印象を与えるはずもありません。
 面接中に説明されたことをもう一度質問するのも同じであり、話を聞いていたのかどうかも疑われてしまいます。事前に調べた情報や面接で聞いた話をもっと詳しく聞きたいという場合や、もう一度確認したいという場合には「ホームページに○○と記載されていましたが」「先ほど○○とおっしゃっていましたが」など、一言前置きをしておくいいでしょう。また、面接官に福利厚生だけが目当ての転職だと思われないためにも、有給の取得率や住宅手当など待遇面の質問も避けるのがベターです。有給の取得率を質問すると、これまでアピールした仕事への熱意を最後の最後で疑われてしまうことにもつながります。
 その他、イエスかノーかで答えられるような逆質問も避けておくのがいいでしょう。ひとことで回答できるような質問を投げかけてしまうと話が展開しません。そのため、コミュニケーションスキルに問題があると判断されてしまいがちです。さらに、「仕事は楽しいですか」といった抽象的な質問も、会話が広がりにくい傾向にあります。同じ質問をするのであっても、具体的な回答が引き出せるような質問を考えることが大切です。

逆質問が思い当たらない場合の対処法

逆質問が思い当たらない場合の対処法

 面接前にしっかりと準備をしておかないことには、いい質問が思い浮かばないこともあります。そんなとき、「特にありません」と終わらせてしまうと、自己PRのチャンスを逃すことにもつながります。また、質問がないことで沈黙してしまうと、悪い印象を与えてしまうでしょう。そのため、できる限り質問をすることが大切です。ただ、面接官から十分な説明を受け、逆質問で聞きたかった回答がすべて得られてしまうこともあります。
 逆質問で聞きたいことがない場合には、これまで面接官から聞いた説明で入社への意欲が高まったことを伝えておきましょう。そうすることで入社への意欲が示せます。しかしながら、逆質問があることを想定し、自己PRにつながるような逆質問ができるように事前の準備も必要です。ホームページなどで事前にしっかりと下調べをしておくことで、気になる内容や聞いておきたいことが見つかります。それらをいくつも用意して、逆質問で自己PRができるようにしておくことが肝心です。

逆質問も上手に活用しよう!

逆質問も上手に活用しよう!

 転職の面接で行われる逆質問というのは、面接官が応募者の入社意欲を知るために行われます。それと同時に、応募者にとって自己PRをする場でもあるのです。面接で十分に自分を売り込めなかったと感じていても、逆質問をうまく利用することで大逆転も期待できます。そのため、前もっていくつもの質問を考え、面接中に話が出なかった内容をすぐに質問できるようにしておくことが大切です。臨機応変に逆質問ができるよう、しっかりと準備し、転職を成功させましょう。

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