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転職への最初の一歩!
履歴書は正しく作成しよう!

2019/04/19(金) 配信

転職への最初の一歩!履歴書は正しく作成しよう!

 転職で欠かせない手順の1つが、履歴書の作成です。パソコンで履歴書を作成する人も多いですが、手書きの履歴書も根強い人気があります。しかし、履歴書の書き方が間違っていると、採用担当者からの印象が悪くなり、転職活動で大きく出遅れることになりかねません。そこで、履歴書を作成する際のマナーや良い印象を与えるためのポイントを紹介します。手書きの履歴書の正しい書き方を理解して、転職をスムーズにスタートさせましょう。

履歴書を書く際のポイント

履歴書を書く際のポイント

 手書きの履歴書を作成する際には、読みやすい、きれいな文字で書くことが最も重要です。字がうまい、下手ではなく、丁寧に書かれているかどうかがポイントであり、たくさんの履歴書を一度に作成する場合などは雑にならないよう注意しなければなりません。また、文字を書きはじめる位置を揃えると全体が整った印象になり、採用担当者が詳細を読む前の段階で印象が良くなります。
 さらに、履歴書を書くときには、必ず黒のボールペンを使用することも大切です。書き間違えたときのことを考え、「消える」ボールペンを使用したいという人も多いのではないでしょうか。しかし、履歴書を書く際には、一般的な「消えない」ボールペンを使用します。そもそも、履歴書とは企業へ渡す大切な書類です。つまり、例えボールペンであっても、文字が消せるようなペンで書くことはマナー違反だといえます。加えて、文字が消せるボールペンは摩擦によって文字が消える性質のものであるため、高温や日差しによってインクが薄くなる可能性が高いです。読みにくくなる、文字が消えてしまうなどのリスクも含め、下書きをしてから通常のボールペンを使用しましょう。

基本情報は正確に記入する

基本情報は正確に記入する

 履歴書に記載する基本事項として、6つの項目が挙げられます。1つ目は日付であり、履歴書を作成した日ではなく提出する日を書くことが一般的です。提出日とは、ポストへ投函する予定の日、企業へ持って行くケースでは持参する日を記入します。2つ目は名前です。最も丁寧に書くべき項目で、姓と名のあいだには1文字分程度の間隔をあけます。「ふりがな」と記載がある場合はひらがなで、「フリガナ」となっていればカタカナでふりがなを書きましょう。
 3つ目は生年月日であり、提出時の年齢を記入します。4つ目は住所です。都道府県から書き、マンションやアパート住まいの場合は建物の名称と部屋番号まですべて書きます。番地を書く際には、「1-2-3」と記入せず、「1丁目2番3号」と正式な住所を記載するほうがよいでしょう。5つ目は電話番号とメールアドレスです。固定電話と携帯電話がある人は2つを記入します。あわせて、電話以外の連絡手段として、E-mailアドレスも書いておきましょう。また、メールアドレスについては0(ゼロ)とO(オー)、1(イチ)とl(エル)など、数字とアルファベットの違いがわかるようにすることが大切です。在職中の場合、勤務先のものではなく、必ず個人の電話番号とメールアドレスを書きます。
 6つ目は写真です。履歴書に貼る証明写真は、採用担当者の印象に大きな影響を与えるため、清潔感を意識した写真を用意しましょう。写真は3カ月以内に撮影したものを使用することがマナーであり、古い写真を貼らないように注意が必要です。万が一写真が剥がれ落ちてしまった場合のために、写真の裏面には氏名を記入しておきましょう。

学歴・職歴は記載すべき年次に気をつける

学歴・職歴は記載すべき年次に気をつける

 学歴を書く際の注意点として、義務教育の学歴は卒業年次のみ記載します。中学卒業以降の学歴については、入学年次と卒業年次も書き、それぞれ履修内容までを記載することが一般的です。高等学校にコースがあった場合はコース名、大学は学部・学科まで書きます。職歴を書く際には、入社年次と退社年次を記載しましょう。在職中に在籍していた部署と、退職している場合には退職理由も1行で簡潔に書く必要があります。基本的には「一身上の都合」と記載することが多いです。

免許・資格はなるべく多く書いておく

免許・資格はなるべく多く書いておく

 履歴書の免許・資格欄には、自己PRに有効なものは基本的にすべて記入します。応募する企業に関連する免許や資格については必ず記載しましょう。しかし、企業での業務に関連しない免許や資格であっても、自動車免許や語学関連の資格は評価されることが多いです。また、趣味の資格なども記載することで採用担当者との会話のきっかけとなり、自分の人となりをアピールするチャンスを得られる可能性があります。
 一方で、資格欄にレベルの低い資格を書いてしまうと、向上心がない、マナー違反だと捉えられてしまうこともあるため注意しましょう。1級や2級などレベルの高い資格を書き、3級以下の資格は書かないほうが賢明という場合もあります。保有している免許や資格が多岐にわたる場合、すべての資格を書いてしまうと、「目標が定まっていないのでは」「それぞれに対する知識は薄いのでは」という印象をもたれることもあります。免許や資格が多いのであれば、より業務に役立つものをピックアップする作業も大切です。さらに、履歴書に免許や資格を書く際には、免許・資格の取得年月もしっかりと記入します。万が一、取得年月が不明な場合も空欄で提出せず、認定証明書などを確認しましょう。
 加えて、免許や資格を保有していない人でも、空欄のままでは提出せず、アピールできる文章を書くことがポイントです。資格欄の部分で採用担当者が確認したいことは、応募者の興味や関心があること、関心のあることに対してどのような結果を残したかという点が挙げられます。つまり、意欲や向上心をチェックしているのです。資格取得には至っていないものの、勉強中であったり受験予定であったりするのであれば、その旨を記載します。学ぶ意欲があることを伝えられるでしょう。

志望動機は自分の言葉で記述する

志望動機は自分の言葉で記述する

 履歴書に書く志望動機は、インターネット上や転職・就職に関する書籍などに多くのテンプレートが掲載されています。しかし、テンプレートをそのまま使用すると個性がなくなってしまい、自分がなぜ応募する企業に興味をもったのか、自分の強みは何かを伝えられません。テンプレートは参考にする程度にとどめ、基本的には自分の言葉で記載することが非常に重要です。なぜ応募しようと思ったのか、なぜその仕事をしたいのかを明確にすることで、自然と自分の言葉で書けるようになるでしょう。自分のことばかりを書くだけではなく、付け加える形で「会社に貢献したい」といった内容も含める方法が有効です。

自己PRと趣味・特技でしっかりアピール

自己PRと趣味・特技でしっかりアピール

 履歴書には、氏名や住所などの基本情報から、学歴や資格など決められた項目に沿って記入する部分が大半を占めています。そのなかで、志望動機と同様に自分を知ってもらえる部分は、自己PRと趣味・特技の欄です。自分だけの長所や、仕事に関連する強み、仕事や応募する企業・業界に対するこだわりを記載します。また、経験から得た知識などをアピールすることも効果的です。面接時に採用担当者との会話のネタになる可能性があるため、趣味や特技は幅広く記載すると良いでしょう。

本人希望欄は状況に応じて記載する

本人希望欄は状況に応じて記載する

 履歴書には、働き方などを記入するための本人希望欄が設けられています。基本的には、募集内容に幅がある場合に利用するものです。1つの企業から複数の募集がされており、勤務地を選べたり職種が選べたりといったケースで活用できます。また、アルバイトやパート、派遣などで勤務時間を指定したいときなどに詳細を記入する部分です。特に記入の必要がない、希望すべきことがない場合には「規定に従う」という旨を記載しましょう。

見やすい履歴書を作ろう!

見やすい履歴書を作ろう!

 履歴書を書く際には、いかに見やすく、採用担当者の目にとまるものに仕上げられるかが重要です。複数枚の履歴書を作成する場合、丁寧さに欠けてしまうケースもあるため、注意しなければなりません。1枚1枚、丁寧かつ企業に応じた自己PRを書くことが大切です。自分のアピールポイントを認識したうえで書きはじめると、スムーズに作成できます。履歴書の書き方にはマナーもあるため、正しい記載方法を理解して、転職を有利に進めましょう。

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