派遣・アルバイト・正社員の求人

岡山の短大を卒業してから４年間、岡山の市立保育園で保育士として働いていました。子供たちと触れ合うことは日々新しい発見があって、すごく充実していたんですが・・想像していた以上に事務仕事が多くて、遅くまで作業が終わらない毎日が続いてしまって・・心身ともに疲れ切ってしまいました。元々事務仕事に対しての苦手意識も強かったので、だんだんとそっちのことばかりに意識がいってしまって、大切にしたかったはずの園児たちとの時間にまで影響が・・。このままの状態で働き続けられるのか・・限界がさしかかったタイミングで結婚の話が出て、なかば逃げるようにして保育士の仕事から離れることになったんです。 その後、わたしも一児の母になりバタバタと日々を過ごしていましたが、生活が少し落ち着いたところで、社会との繋がりを求めて岡山市内のスーパーでレジ係として働き始めました。

スーパーでの仕事は問題なくこなせていたのですが、何かが足りない気持ちはどうしても拭えなくて・・。ある時、お母さんとはぐれてしまった男の子がいて、それはもう大暴れで泣き叫んでたんです。その時、社員の男性従業員の方が駆け寄って、あたふたしながらも声掛けされてたんですが、男の子は一向におさまる様子もなくて・・。自分では無意識に駆け寄って行って、その子を抱き上げてました。一緒におうたを歌ってみたり、手遊びをしてみたり、保育士の時に子供たちと楽しんだお遊戯の時間と重ね合わせながら、その子をなだめていました。何とか落ち着いてくれてホッとしていたら、「すごく子供の扱い慣れてるね！保育士さんでもしてたの？ほんと助かったよ！僕じゃあどうしようもなかったからね～。」って社員の男性従業員の方に言ってもらって、とっても嬉しかったんですよ！

そうなんです！そのことがきっかけで、あれだけ辛く思ってたはずの保育士時代をよく思い出すようになったんです。しかも楽しかったキラキラした思い出ばかり！あの頃は、しんどい気持ちに支配されて、保育士である喜びを見失ってしまってたんだな・・って。日に日に気持ちが膨らんでいくので、主人に話してみたんです。そうしたら案の定、「あの頃のおまえは辛そうな顔してたぞ。一度大変な思いしたのに、またもう一度同じことを繰り返すのか？」って言われちゃいました。でも、この言葉でわたしの中で火が付いちゃったんですよね(笑)。次の日から、自分に合った働き方のできる場を求めて広告やネットで調べまくりました。で、ついにこれは良いんじゃないかと思う派遣の求人を見付けたんです！その派遣求人には、「保育士。書類は一切なし！」と書かれてて、この文字が目に飛び込んできたんです！

はい！でも、「派遣」という働き方がどういうものか詳しくは知らなくて・・。まずは第一歩と思って、駅前オフィスへ派遣登録に行きました。そこでMEの西田さんと出会って、一から派遣について丁寧に教えていただいたんです。本当に知らないことばかりで、恥ずかしいような質問にも優しく答えてくださって、一気に肩の力が抜けました。自分が抱えていた悩み、保育士への想いなども聞いてくださり、「○○さんがまた派遣登録で保育士として輝けるように、わたしたちも精一杯サポートしますね。」と声を掛けてくれました。グロップでは、MEさんが働き始めた後も相談に載ってくれたり、勤務先に様子を見に来てくれたりと引き続きフォローしてくれると知って、保育士としてのブランクのあるわたしにとってはすごく心強いことだと思いました。

やはり慣れるまでは何度か落ち込むこともありましたが、事務仕事に追われることがなくなって、子供たちに全力で向き合える喜びとやりがいは、「もう一度、保育士に戻ってこられて本当に良かった！」と心から思えるものでした。働き始めて一か月位経った時に、主人からは「本当に大丈夫なの？すぐに音を上げて辞めることになっちゃうんじゃないの？」といやみ半分心配半分な言葉を投げ掛けられたのですが、半年経った今、活き活きしてるわたしの姿を見て「まぁこの調子で頑張ってみたら。」って、ぶっきらぼうな言葉でしたが、認めてもらえたんだな・・って嬉しくなりました。我が子とも、一緒に歌うおうたのレパートリーや手遊びが増えて、前よりももっと一緒にいる時間を楽しめてるなと思います。

一度逃げ出してしまったことにもう一度挑むことは、前回の失敗を思い出してなかなか一歩を踏み出しづらいですが、そこに捕らわれ過ぎず、自分に合った働き方を見つけること。それをあきらめないで欲しいです。 グロップではその思いをきっと叶えてくれますよ！