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派遣とフリーランスの違いとは?
働くメリット・デメリットや向いている人の特徴を徹底解説


派遣とフリーランスの違いとは?働くメリット・デメリットや向いている人の特徴を徹底解説

近年は働き方の選択肢が広がり、派遣やフリーランスとして働く人も増えてきました。

どちらも柔軟な働き方を実現しやすい魅力がある一方で、契約形態や報酬の仕組みなど、具体的な違いが分からず、悩む方も多いのではないでしょうか。

自分に合った働き方を選ぶためには、それぞれの特徴を正しく理解しておくことが大切です。

この記事では、派遣とフリーランスの違いやメリット・デメリット、向いている人の特徴について分かりやすく解説します。

派遣とフリーランスの定義

派遣とフリーランスの定義

派遣とフリーランスの違いを理解するには、「誰と契約を結ぶのか」「誰から仕事の指示を受けるのか」を把握することが大切です。

まずは、それぞれの基本的な定義を確認しましょう。

人材派遣とは

人材派遣とは、派遣会社(派遣元)に雇用されながら、派遣先企業の業務を行う働き方です。

この働き方の最大の特徴は、給与の支払いは派遣会社から受けつつ、日々の業務の指示(指揮命令)は派遣先企業から直接受ける点にあります。

事務職やコールセンター、製造業など幅広い業界で活用されています。

フリーランスとは

フリーランスとは、企業と雇用契約を結ばず、外部のパートナーとして特定の業務や成果物の提供を請け負う働き方です。

フリーランスが企業と交わす業務委託の主な契約は、報酬が支払われる条件によって以下の2種類に分けられます。

  • 請負(うけおい)契約
  • 準委任契約

請負契約は、成果物の完成に対して報酬が支払われる契約方法です。Webサイト制作やデザイン制作などでよく用いられます。

準委任契約は、業務を遂行すること(行為そのもの)に対して報酬が支払われる契約です。コンサルティングやシステムの運用支援などで行われるケースが一般的です。

派遣とフリーランスの7つの違い

派遣とフリーランスの7つの違い

続いては、派遣とフリーランスの違いを7つのポイントに分けて解説します。

契約形態と雇用主

働き方によって、契約形態や雇用主のあり方は大きく異なります。

人材派遣の場合、労働者は派遣会社と「雇用契約(労働契約)」を結びます。

派遣会社と派遣先企業の間では「労働者派遣契約」が結ばれるため、労働者と派遣先企業との間に直接の雇用関係はありません。

一方、フリーランスは、企業と「業務委託契約」を結んで仕事を請け負う働き方です。

働く側は個人事業主として扱われることが多く、派遣元企業と雇用関係を結ぶ派遣社員とは異なり、発注元の企業と雇用関係ではない点が決定的な違いです。

指揮命令権(仕事の指示を誰が出すか)

派遣として働く場合、日々の業務は派遣先企業の担当者から直接指示を受けながら進めます。
また、勤務時間や勤務日数といった条件についても、派遣先企業のルールに従って働くのが原則です。

対してフリーランスは、自らの裁量で業務を進めるのが基本となります。

発注元に指揮命令権(仕事の指示を出す権限)はないため、勤務時間や業務の進め方について、派遣のように具体的な指示を受けることはありません。

給与・報酬の仕組み

派遣は、働いた時間に応じて給与が支払われるのが基本です。時給制が一般的で、実際の労働時間に対して賃金が発生します。

一方、フリーランスは、成果物の納品や業務の遂行に対して報酬が支払われる仕組みです。
前章で触れたように、請負契約なら「完成した成果物」に、準委任契約なら「業務の遂行」に対して報酬が発生します。

つまり、同じ仕事であっても、働いた時間(プロセス)に対して対価が支払われるのか、成果や業務の遂行(結果)に対して支払われるのかという違いがあるのです。

社会保険・福利厚生の有無

派遣として働く場合、一定の条件を満たせば派遣会社の社会保険に加入でき、勤務期間に応じて有給休暇も付与されます。

これに対し、フリーランス(個人事業主)は、国民健康保険や国民年金などの加入手続きや保険料の支払いを自分で行わなければなりません。

契約期間の制限

労働者派遣法では、派遣社員が同じ派遣先の同一部署で働ける期間は、原則3年までと定められており、これは一般に「3年ルール」と呼ばれています。一方で、フリーランスには法的な期間制限はありません。

プロジェクト単位で契約するケースもあれば、双方の合意によって契約更新を繰り返し、何年にもわたって同じ企業と継続的に取引を行うことも可能です。

働く場所・時間・使用ツールの自由度

派遣は、決められた勤務日や勤務時間に、派遣先企業の職場などで働くのが基本です。
業務で使用するPCや専門ツールなどの設備についても、派遣先企業が用意したものを使用します。

一方、フリーランスは、契約で定められた納期や品質などの条件を満たしていれば、働く時間や場所、使用するツールや機材は自分で決められるケースが多いです。

ただし、業務に必要なPCや周辺機器、通信環境などは、原則としてすべて自費(経費)で準備しなければならない点には注意が必要です。

職種によってはリモートワークや、隙間時間を活用したフレキシブルな働き方を実現しやすいと言えるでしょう。

業務の目的と責任の範囲

派遣社員の主な役割は、派遣先から指示された業務を遂行することです。

そのため、業務全体の進捗管理や成果に対する最終的な責任は、基本的に派遣先企業が負います。

一方、フリーランスは成果物の完成や特定業務の完遂そのものが目的となるため、品質や納期を守れなかった場合の責任は、受託者自身が負わなければなりません。

自分の裁量で仕事を進めやすい分、成果に対する責任も大きくなるでしょう。

派遣とフリーランスのメリット・デメリット

派遣とフリーランスのメリット・デメリット

続いては、派遣とフリーランスそれぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

派遣のメリット

派遣の主なメリットは、勤務地や勤務時間、残業の有無などの条件に合わせて仕事を選びやすく、自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現しやすい点です。

また、派遣会社が仕事探しをサポートしてくれるため、求人を探す負担を軽減できます。未経験歓迎の求人も多く、新しい職種や業界に挑戦しやすいのも魅力の一つです。

さらに、派遣会社と雇用契約を結ぶことで、一定の条件を満たせば社会保険や有給休暇などの福利厚生を利用できます。

就業中に悩みやトラブルが生じた際も、派遣会社の担当者へ相談できるため、安心して働きやすい環境が整っています。

派遣のデメリット

派遣は基本的に契約期間が定められており、契約が更新されない場合は働き続けられない点がデメリットです。

また、前述した「3年ルール」の存在により、今の職場環境が気に入っていたとしても、基本的には同じ部署に留まり続けることができません。

そのため、1つの職場で長く働きたい方にはネックに感じられるでしょう。

さらに、担当する業務内容は契約で定められているため、裁量の大きな仕事や重要な意思決定に関わる機会は比較的少ない傾向があります。

キャリアアップや昇進を重視する方にとっては、物足りなさを感じることもあるかもしれません。

関連記事:派遣の3年ルールとは?その後の選択肢や正社員になるための対策を徹底解説!

フリーランスのメリット

フリーランスのメリットは、働く時間や場所を自分で決めやすく、自由度の高い働き方を実現しやすい点です。

職種によってはリモートワークが中心となるため、通勤時間を削減できるほか、複数の案件を並行して進めることも可能です。

また、専門的なスキルや経験を活かして直接仕事を受注できるため、実績や評価によっては高単価の案件を獲得できる可能性があります。

自分の裁量で仕事を進めたい方や、成果に応じて収入を伸ばしたい方に向いている働き方です。

フリーランスのデメリット

フリーランスは企業と雇用契約を結ばないため、仕事を受注できなければ収入を得られません。
契約終了や案件の減少によって収入が不安定になるリスクがあります。

また、フリーランスは社会保険や有給休暇、賞与などが基本的に適用されないため、派遣に比べて保障面が手薄になりやすい点もデメリットです。

さらに、各種保険の加入手続きや毎年の確定申告なども自分で行う必要があります。

自由度が高い反面、本業以外の事務作業や収入・契約管理にかかる負担が大きい点は、あらかじめ理解しておくべきポイントです。

派遣とフリーランス、どちらが向いている?

派遣とフリーランス、どちらが向いている?

派遣とフリーランスのどちらが向いているかは、重視する条件や将来のキャリアプランによって異なります。

安定性やサポート体制を重視するのか、それとも自由度や収入アップの可能性を重視するのかによって、選ぶべき働き方は変わってくるでしょう。

続いては、それぞれの働き方に向いている人の特徴を紹介します。

派遣が向いている人

  • プライベートと仕事のメリハリをつけて働きたい人
  • 未経験から新しい職種や業界にチャレンジしたい人
  • 社会保険や有給休暇などの福利厚生をしっかり受けたい人
  • 困ったときに相談できるサポート体制がほしい人

派遣は、勤務日数や勤務時間、勤務地などの条件を重視しながら働きたい人に向いています。

派遣会社から仕事探しのサポートや就業後のフォローを受けられるため、初めて異業種へ挑戦する方や、1人での仕事探しに不安がある方にも適した働き方です。

フリーランスが向いている人

  • すでに専門的なスキルや高い実績を持っている人
  • 時間や場所に縛られず、自分の裁量・ペースで働きたい人
  • 仕事の獲得からスケジュール管理、事務処理まで主体的に進められる人

フリーランスは、これまでに培ってきたスキルや経験を活かして働きたい人に向いています。
働く場所や時間の自由度が高く、成果次第では収入アップも期待できるでしょう。

一方で、案件獲得や事業に関するあらゆる管理業務を1人でこなさなければならないため、自立して仕事を進められる人に適した働き方と言えます。

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ただし、派遣で働く場合は、どの派遣会社に登録するかによって、紹介される求人や受けられるサポートが異なります。
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派遣とフリーランスの違いを理解して自分らしい働き方を!

派遣とフリーランスの違いを理解して自分らしい働き方を!

派遣とフリーランスには、それぞれ異なる特徴があります。
それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、ご自身の希望やライフスタイルに合う働き方を見つけることが重要です。

安定した環境で働きたい方や、サポートを受けながらキャリアを築きたい方には、派遣という働き方が向いているでしょう。

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