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体調管理が重要?夜勤の仕事でも
健康を維持するためにできることを紹介

2019/12/02(月) 配信

体調管理が重要?夜勤の仕事でも健康を維持するためにできることを紹介

 工場や倉庫などの求人には夜勤を募集しているものも多いです。夜勤というと大変そうなイメージがあり、体調を崩さないか心配する人もいるでしょう。しかし、自分なりに工夫をして体調管理を正しく行えば、夜勤の仕事であっても健康を維持し続けることは可能です。そこで、この記事では夜勤の仕事でも健康を維持するためにできることを紹介していきます。

夜勤のメリットとは?

夜勤のメリットとは?

 夜勤の仕事はハードだというイメージもあるでしょうが、実際に働いてみると夜勤ならではのメリットがある点にも気付けるでしょう。そこで、まずは夜勤のメリットを2つ紹介します。

給与が高いことが多い
 夜勤におけるメリットとしてまず挙げられるのは「給与が高くなること」です。夜間に働くのは日勤に比べると体調管理が大変なので、22時~翌5時までの間は「通常の労働時間の1.25倍以上の賃金を支払う」と労働基準法によって定められています。通常の給与に加えて深夜手当が支給されるため、日中に同じ時間を働くよりも稼ぎやすい点はメリットです。たとえば、日勤のときに支給される給与が1万円の場合、同じ時間を22時~翌5時で働くと1万2500円以上になります。1日だけではそれほど大きな差は感じない人もいるかもしれません。

 しかし、年間で計算していくと非常に大きな差が生じてきます。上記のケースで単純に年間250日働いた場合、ボーナスなどを含まずに計算すると、日勤では250万円の給与なのに対して22時~翌5時でずっと働き続けた場合は312万5000円です。このケースでは年間で62万5000円も得られる給与が異なってくるということです。さらに、残業がある場合は加算されていくので、得られる給与はもっと高くなります。



日中に用事を済ませることができる

日中に用事を済ませることができる
 夜勤の2つ目のメリットは、日中に用事を済ませられる点です。夜勤における勤務時間は求人によってさまざまですが、基本的には夜~早朝にかけて働くことになります。つまり、朝~夕方という日中の時間は自由に使うことが可能です。基本的には夜の始業時間に合わせて身体を休める時間に使うことになるでしょうが、用事を済ませることもできます。特に平日の昼間しか開いていない市役所や病院、銀行といった機関を利用する場合には、非常に便利です。日勤では有給休暇や時間単位年休を取らないといけない用事を手軽に済ませられるのは大きなメリットだといえるでしょう。

 また、土日は混雑している大型商業施設やテーマパークであっても、平日の昼間であればスムーズに楽しめるケースは多いです。日勤よりも働いている人の少ない夜勤だからこそ、得られるメリットはあるといえます。

夜勤のデメリットとは?

夜勤のデメリットとは?

 夜勤にはメリットもありますが、デメリットがまったくないわけではありません。そこで、夜勤におけるデメリットを2つ紹介します。

家族や友人との予定が合わせにくい
 夜勤の1つ目のデメリットは、家族や友人との予定が合わせにくい点です。夜勤は日勤の人と生活する時間が逆転してしまいます。そのため、混雑する時間帯や場所を避けて用事を済ませられるというメリットはあるのですが、その分家族や友人とも時間を合わせにくくなってしまうのです。周りの友人が仕事終わりに食事に行くときや、家族が寝ている時間に働かなくてはいけないので、一緒に過ごす時間は少なくなってしまうでしょう。その結果、関係が希薄になってしまう恐れもあるので、夜勤で働くときは生活スタイルや人間関係を考慮しながら選択することが重要です。夜勤の求人へ応募するときは、周りの状況をよく考えてからにしましょう。



生活サイクルが乱れる可能性がある

生活サイクルが乱れる可能性がある
 夜勤の2つ目のデメリットは、生活サイクルが乱れる可能性がある点です。夜勤をする人の生活スタイルは、日差しが出ている時間に寝て、日が沈んでいるときに活動することになります。一般的な生活スタイルとは昼夜逆転してしまうので、身体が慣れるまではどうしても負担がかかってしまうでしょう。特に夜勤を始めたばかりのころは、日差しが出ている時間帯になかなか寝付けなくて、睡眠不足のまま職場に向かわなくてはいけないケースも多いです。しっかりした工夫や対策を行わないと体調を崩してしまうリスクがあることは理解しておきましょう。

夜勤は健康管理が最重要!

夜勤は健康管理が最重要!

 夜勤では生活サイクルが乱れやすくなるので、長く働くためには健康管理を行うことが重要です。睡眠不足になることで身体の免疫力が落ちたり、疲れが取れにくくなったりするリスクがあるので気を付けましょう。実際に夜勤と日勤で働く人を比較してみると、夜勤のほうが「風邪を引くと治りにくい」「急にめまいがする」などといった症状で悩む人が多い傾向にあります。

 また、家族と過ごす時間が少なくなり、生活に余裕がなくなってしまうと精神的な面でも負担がかかるケースも珍しくありません。健康管理の適切な対策や工夫を行わないと、仕事だけでなく生活面へも影響が出る可能性があります。そこで、次の段落からは夜勤の健康管理としてできることを紹介していくので、参考にしてみましょう。

夜勤の健康管理1:睡眠を十分にとる

夜勤の健康管理1:睡眠を十分にとる

 夜勤の健康管理として大切なことは、十分な睡眠をとることです。そこで、十分な睡眠をとるための具体的な方法について紹介していきます。

なるべく生活リズムを崩さない
 夜勤を乗り越えるための健康管理として十分な睡眠をとるためには、なるべく生活リズムを崩さないことが重要です。生活リズムは人によってそれぞれ異なりますが、いつもと違うスケジュールになると身体が上手く適用できず、負担がかかってしまいます。すると、寝付きが悪くなったり、疲れがなかなか取れなくなったりして、さらに身体の調子が悪くなっていく悪循環に陥ってしまうことがあるのです。快適な睡眠をとるためにも、生活リズムを一定に保つことを心がけましょう。

 夜勤の場合はどうしても午前中に睡眠をとるケースが多くなるのですが、休日だからといってそのリズムを崩すのはよくありません。休日においても平日と同様の生活リズムで過ごしたほうが、身体への負担は少なくなるケースが多いです。最初のうちは休日にもかかわらず、午前中に寝るという生活リズムに慣れないこともあるでしょう。しかし、夜勤を繰り返していくうちに、徐々に慣れてきて自分にとって最適なサイクルが見つかるはずです。



寝付けないときは工夫をする

寝付けないときは工夫をする
 夜勤を乗り越えるために十分な睡眠を取ろうと思っても、なかなか寝付けないときもあるでしょう。そのようなときは、無理して寝ようとせずに工夫をしてみることが重要です。寝付けないときの対処法を知っておくことで、十分な睡眠を確保するのに役立つことでしょう。対処法にはさまざまなものがありますが、一般的によく言われるのは「寝る前にアルコールやカフェインを取り過ぎない」ということです。コーヒーなどに多く含まれるカフェインには覚醒作用があるので、寝る前に飲むと寝付きが悪くなります。

 一方で、アルコールは寝付きがよくなると誤解している人もいますが、実際には眠りの質が低下してしまうので睡眠にはよくありません。アルコールを体内で分解するときにできるアセトアルデヒドという物質が、交感神経を刺激してしまうからです。眠れないときは、ホットミルクやしょうが湯などの温かい飲み物を飲むと身体が温まって寝付きがよくなります。

 また、眠くないのにベッドに入っているのも睡眠にはよくありません。ベッドに入ると眠れないという結果を脳が記憶してしまう恐れがあるからです。ベッドで読書をしたり、携帯を触ったりすると脳が覚醒してしまって寝付きが悪くなる可能性があるので、できるだけしないようにしましょう。そのほかにも過度な昼寝は生活リズムの乱れから寝付きの悪さにつながることがあるので、気を付けたほうがよいです。



疲労を感じたら仮眠をとるのも良い

疲労を感じたら仮眠をとるのも良い
 夜勤を乗り越える方法は長時間の睡眠をとるだけではありません。疲労や睡眠不足が続いている場合には、仮眠をとることも有効です。一般的に、日中の睡眠や夜勤前の寝だめなどよりも夜勤中の仮眠のほうが疲労回復効果は高いと言われています。ただし、あくまでも仮眠であり、長時間とるのは睡眠に悪影響を及ぼす可能性もあるのでよくありません。理想の仮眠時間の目安は2時間程度と言われていますが、短時間でも効果が期待できます。休憩時間に仮眠できるようであれば、健康管理のためにも積極的に行ってみましょう。

 また、仮眠をとるときのポイントとしては、3時間前から食事をとらないようにすることです。体内で食べ物の消化が続いていると、睡眠の質が下がるからです。同様の理由でカロリーの高いものや刺激の強いものも避けたほうが無難だといえます。

夜勤の健康管理2:食事を工夫する

夜勤の健康管理2:食事を工夫する

 夜勤の健康管理のひとつとして、食事を工夫することも大切です。そこで、食事を工夫するための具体的な方法について紹介していきます。

夜勤前は負担のかかるものを食べない
 夜勤を乗り越えるための健康管理において、夜勤前に負担のかかるものを食べないことが重要です。消化器官は免疫力の低下を受けやすいため、夜勤で体調管理をしっかりしなければいけないときには食事に注意しましょう。夜勤前に刺激が強かったり、脂っこかったりする食べ物を摂取するのはやめておいたほうがよいです。大切なことは、できるだけ消化器官への負担が少ないものを食べることです。消化が良い食べ物は身体への負担がかからないだけでなく、睡眠時に消化する体力を使わなくてすむので睡眠の質の向上にも役立ちます。特に寝る前や夜勤前には消化の良くないものを食べないように気を付けましょう。



体重が気になる場合にはメニューを工夫する

体重が気になる場合にはメニューを工夫する
 夜勤をしていると生活リズムや食生活の乱れによって、体重が増えてしまうという人も少なからずいます。夜間や休憩中の間食事に小腹が空いていると、ついついハイカロリーなものを食べがちです。しかし、当然のことながらしっかり夜食を食べてしまうと、太りやすくなってしまいます。揚げ物などの栄養価の高い食べ物を食べたいときは、できるだけ夜勤前に食べておきましょう。そして、夜勤時に間食をするときはサラダやフルーツといった比較的軽い食事にしておくとよいです。

 また、健康管理の観点からは夜勤明けの食事にも注意を怠ってはいけません。夜勤明けは内臓への負担が少ない温かいスープや、深い睡眠をとるためにヘルシーな食べ物を食べる習慣をつけておくと、疲労回復効果が高まります。

夜勤の健康管理3:適度な運動を取り入れる

夜勤の健康管理3:適度な運動を取り入れる

 夜勤の健康管理としては、適度な運動を取り入れることも大切です。具体的にはどのような点に気を付けて、適度な運動を行っていけばよいのでしょうか。

軽い運動やストレッチがおすすめ
 軽い運動やストレッチを取り入れることで入眠しやすくなるので、睡眠不足になりがちな夜勤で働く人には特におすすめです。なぜ、軽い運動やストレッチを行うと入眠しやすくなるかというと、適度な疲労感を得られるからです。人間の身体は疲労感が強まると、眠気が増す仕組みになっています。仕事でも疲れることはあるでしょうが、作業に慣れてくると神経を使う機会も減って眠くなるほど疲労を強く感じなくなることがあるのです。そのため、軽い運動やストレッチをして身体を肉体的に疲労させ入眠しやすくする方法は、ひとつの選択肢として有効だといえます。

 また、夜勤の仕事は立ちっぱなしや座りっぱなしであることも多く、身体の節々が凝ってしまうこともあるでしょう。軽い運動やストレッチを行うことで、身体をほぐす効果も期待できます。



体調管理のために運動は習慣化する

体調管理のために運動は習慣化する
 軽い運動やストレッチは入眠のために有効ですが、さらに健康維持や体調管理にも優れた効果を発揮します。生活リズムが崩れると新陳代謝が悪くなって太りやすくなってしまうものですが、軽い運動を行ってカロリーを消費すればダイエットにも有効です。体重が増えすぎると内臓脂肪や高血圧など、さまざまな面で体調に悪影響を及ぼす可能性があるので、体調管理のためにも適度な運動を心がけましょう。

 なお、軽い運動をするときはランニングや自転車、一駅分歩くといった長く続けられそうなものを選ぶとよいです。仕事に支障が出るほど激しい運動をしてしまうと挫折の原因になってしまったり、かえって疲労が残ってしまったりする可能性があるので気を付けましょう。

夜勤の健康管理4:休日の過ごし方を工夫する

夜勤の健康管理4:休日の過ごし方を工夫する

 夜勤の健康管理で大切なのは、平日の取り組みだけではありません。休日の過ごし方も健康管理の面では大切です。そこで、休日の過ごし方を工夫する具体的な方法を紹介していきます。

晴れている日はサングラスを着用するのが良い
 夜勤で働いている人は晴れている日中に活動する場合、サングラスをかけていたほうがよいです。なぜかというと、人は日中に日光を浴びていると、体内時計の作用によって夜に眠りやすくなるとされているからです。日中に短時間でも日光を浴びてしまうと夜に眠くなってしまい、夜勤に支障が出てしまう恐れがあります。夜勤に適した生活リズムを保つためにも、晴れた日は過度な日光を浴びないようにサングラスをして出かけるとよいでしょう。



ストレスを発散できる趣味を見つけよう

ストレスを発散できる趣味を見つけよう
 夜勤の仕事で疲れてしまうと、休日は一日中自宅のなかで過ごしてしまう人がいます。しかし、休日をずっと自宅のなかで過ごすのは、仕事をするモチベーションを維持するという点からはよくありません。軽い運動でもよいので、ストレスを発散できる趣味などを見つけることで、夜勤による精神的な負担を少しでも和らげることにつながります。外に出かけるときは思い切って遊ぶなど、仕事とプライベートのメリハリをつけるようにすることが大切です。プライベートが充実することで、仕事へのモチベーションも自然とアップすることでしょう。

工夫することで健康的に夜勤を乗り越えよう!

工夫することで健康的に夜勤を乗り越えよう!

 夜勤は生活サイクルが乱れやすく、身体的な負担がかかりやすい側面はたしかにあります。しかし、適切な対策をとることで上手く乗り越えられることができるのも事実です。夜勤には給与が高いなどのメリットもあるので、今回紹介したことを取り入れながら乗り越えていきましょう。夜勤の仕事に興味のある人は、実際にweb応募をして第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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