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梱包のスペシャリスト!包装管理士の
資格や仕事内容について解説!

2019/08/06(火) 配信

梱包のスペシャリスト!包装管理士の資格や仕事内容について解説!

 いろいろな場面で必要とされる梱包作業。ネットショッピングや引っ越しなどで誰もが一度は経験するであろう作業であり、特別さはあまり感じないかもしれません。しかし、そのような身近な作業においても「包装管理士」というスペシャリストが存在するのです。本記事では、包装管理士の資格や仕事内容について詳しく解説をしていきます。

包装管理士ってどんな資格?

包装管理士ってどんな資格?

 包装は、ただ包めばよいというものではありません。センスと技術が問われる作業です。包装管理士は包装作業におけるスペシャリストに与えられる資格となります。商品に傷が入らないよう、念入りに包装し、目的地に安全に届けられるようにするのが主な仕事です。商品を経済的、かつ効率的に目的地へ届けられるという観点も大事なポイント。製品を低コストで傷をつけず運べるようにする技術は物流業界をはじめ、いろいろな分野で重宝されるでしょう。

 また、包装管理士は自然と地球にやさしい包装や、包装に関する研究も日々実践しています。新規の商品が生まれれば、包装や梱包の方法もそれに合わせて変えていかなくてはならない時代です。テレビなどで紹介される機会が増えたことで、包装管理士の知名度は上がってきており、注目を集めている状況となっています。

包装管理士資格を取得するメリット・デメリット

包装管理士資格を取得するメリット・デメリット

 ネットショッピングが普及された影響などで、適切な包装や梱包が必要とされるシーンが増えているため、包装管理士資格が活躍できる場は多いです。包装や梱包は、いろいろな職種で出番があります。今後、需要はどんどん高まってくるでしょう。包装や梱包は企業が行うべきサービスのひとつとして浸透しています。包装の仕方により、顧客満足度が変わってくるといっても過言ではありません。

 包装管理士資格の資格を取得しておけば、転職などで有利になることが期待できます。仕事だけでなく、プライベートでなにかプレゼントをするときにも役立つはずです。プレゼントは中身が大事なのは当然ですが、包装の仕方によっても印象は大きく変わってきます。恋人や家族になにかを贈るとき、包装管理士の技術が力を発揮するはずです。また、フリマアプリなどで私物を販売するときも包装や梱包のテクニックはあったほうがよいでしょう。包装や梱包のやり方が良ければ、高評価に繋がりやすくなります。また、日々、梱包を研究することで、新しい梱包方法を見つけやすくなるのもメリットのひとつといえるでしょう。

 包装管理士資格のデメリットは、国家資格ではないところです。包装管理士資格の知名度は上がってきているものの、民間資格なので公的な証明にはなりません。国家資格ではない時点で、取得へのモチベーションが下がる人もいるでしょう。しかし、民間資格でも資格は資格として認められるため、大きなデメリットとはいえません。取得することで会社からの評価が上がったり、仕事の幅が広がったりするケースもありますので、取得しておいて損はないでしょう。大企業だけでなく、中小企業でも需要があるので、手に職をつけたい人にはおすすめです。

包装管理士の仕事とは?

包装管理士の仕事とは?

 包装管理士の仕事で大切になるのは、商品に傷や汚れがつかないようにきっちり包装し、発送できる状態にすることです。梱包は段ボールだけでなく、木製やスチール製の梱包材を使うケースもあるでしょう。環境に気をつかいながら、商品を確実に守る梱包を手早くこなしていきます。梱包する数は必要最小限に抑えるのも重要です。不必要な梱包はせず、経済的な梱包をするのが包装管理士の腕の見せどころといえるでしょう。包装管理士はさまざまな販売部門で需要があります。

包装管理士の活躍の場と年収

包装管理士の活躍の場と年収

 包装管理士が特に活躍できるのは工場や物流業界です。自動車業界、精密機械業界、重機業界でもその有用性は認められています。自動車の部品は傷がつきやすいので、丁寧な作業が求められるでしょう。どのような梱包材、緩衝材を使用するのかも検討しなくてはなりません。精密機械はデリケートな構造になっているため、梱包の際には高い技術が必要です。重機業界でも梱包のスキルを要する作業が多く、品質の高いサービスを維持できなれけば顧客からのクレームにつながります。このように、包装管理士の力を借りたい現場は数多くあり、今後の発展が期待できる資格といわれているのです。

 包装管理士の年収はそれぞれの基準によるため、一概にはいえません。包装管理士として給料をもらうのではなく、企業内の梱包・包装管理の仕事につく形です。年収額はその企業の規定によって決められることになるでしょう。資格を取れば、年収が上がるケースもあります。専門知識の勉強に加え、実務経験を積むことで評価は上がっていきます。日本包装管理士会が主催するセミナー講師などを務められるレベルになれば、さらなる年収アップが期待できるでしょう。

資格を取得するための基礎知識

資格を取得するための基礎知識

 この段落では包装管理士の資格を取得するための基礎知識について、解説をしていきます。

包装管理士の養成講座と資格についての解説
 包装管理士は日本包装技術協会(JPI)によって認定される民間資格です。40年を超える歴史があり、日本の包装総合教育のなかではもっとも古い歴史を持っています。毎年300人以上の受験生がおり、人気の高い資格とされています。受験のチャンスは年に1回しかないので見逃さないようにしましょう。試験の開催地は東京、大阪、名古屋などがあります。資格試験を受験するためには、まずJPI会員になることが要件となります。さらに、講座・研修の受講が必須です。研修は包装の知識を身につけるだけでなく、受験生間のコミュニケーションも目的とされています。試験項目は「統括科目」「材料科目」「専門科目」の3科目になります。

 統括科目は、包装の役目や基礎的な知識を問われ、材料科目では包装を行う素材や容器についての知識が問われます。専門科目は「生活者包装コース」と「輸送包装コース」に分かれおり、それぞれで内容が変わってきます。さらに、生活者包装コースのなかで「食品包装専攻」「医薬品包装専攻」「生活商品専攻」の3種類に分かれ、輸送包装コースのなかで「段ボール包装設計専攻」「木箱包装設計専攻」の2種類にわかれています。



養成講座の受講資格と受講料について解説!

養成講座の受講資格と受講料について解説!
 養成講座を受けるためには、22歳以上かつ高校卒以上の基礎学力を持っていなくてはなりません。包装関連の実務経験が4年以上あることも条件となります。ただし、大学院や高専などで包装分野を学んでいた経歴のある人は、JPI研究委員会にその経歴を認めてもらうことで、実務経験2年以上でも受験が可能です。また、所属している会社の上司や事務所の代表者などから推薦をしてもらう必要もあるため、あらかじめ相談しておくようにしましょう。これらすべての条件を満たしていなければ、養成講座を受講することはできません。

 受講料は一般の場合は5万7600円(税込)。法人会員や個人会員であれば、3万8880円(税込)となります。受講料はテキスト、資料、合宿の宿泊費、食事代などが含まれ、検定料も込みの価格です。合宿最終日の昼食代や移動にかかる交通費などは含まれていません。受講を申し込む場合は包装管理士講座事務局に資料請求して願書を郵送してもらうようにしましょう。もしくは日本包装技術協会のホームページにアクセスし、PDFファイルにて願書を手に入れる方法もあります。その場合は、願書を記入して直接、受講会場で申し込むことになるでしょう。

 受講願書を提出する際にはいくつか注意点があります。記入漏れ、写真がない、捺印がされていないなどのミスをしてしまうと、受講資格を満たしていても受付がされないので、よくチェックしてください。捺印は受講者だけでなく、推薦者になっている所属事業所の代表者や上司のものも必要になります。添付する写真の裏には忘れず、名前を書くようにしましょう。受講者は名刺を必ず1枚同封するように決められています。出願と同時に日本包装技術協会へ入会したいのであれば、出願前に日本包装技術協会のホームページで入会手続きを行っておくことも、念頭に置いておきましょう。



資格試験の流れとは?

資格試験の流れとは?
 包装管理士の試験は合宿や講座の受講を経て、受けることになります。「生活者包装コース」「輸送包装コース」それぞれで、日程、合宿場所、講座内容が変わるので注意しましょう。出願したあとにコースを変更することはできませんので、コースは慎重に決めるようにしてください。合宿では1泊2日でオリエンテーションや統括教科である4教科を受講するようになっています。合宿が終わったあとは、1つ目の会場で3日間、2つ目の会場で4日間、座学を受けます。2つ目の会場では生活者包装コースと輸送包装コース、合同で座学を受けるので、コースが違う者同士で親交を深めるよい機会かもしれません。両コース合同の座学では6種類の材料教科を学びます。

 座学が終わったら、包装論文を提出し、いよいよ試験です。試験は2泊3日の合宿研修により実施されます。内容は、筆記試験、ケーススタディ、面接試験の3種類。合格・不合格の通知は推薦者宛に送られます。合格できれば、各会場の合格証書授与式にて「生活者包装」の「包装管理士」、もしくは「輸送包装」の「包装管理士」の称号を得ることができるのです。



試験内容と対策を知っておこう!

試験内容と対策を知っておこう!
 試験は合宿や座学で学んだ内容を中心に出題されることになります。座学では統括教科、材料教科、専門教科の3つの教科があります。法律、社会的役割などを学習する統括教科、紙や段ボール、プラスチックなどの知識を学ぶ材料教科はコースの内容を問わず必須です。専門教科は生活者包装コース、輸送包装コース、どちらか選択したほうになります。

 面接は複数の面接官に対し、受験者はそれぞれが個々に対応しなくてはなりません。一対一の面接ではないため、質問は多角的になりますが、慌てず冷静に受け答えするようにしましょう。面接の時間は約5分間となっておりやや短めです。

 日々の業務で得た知識がそのまま試験対策になることがあるので、実務経験は合否を分けるひとつの要因となります。参考書による学習ももちろん有効ですので、事前に購入し、法律やユニバーサルデザインなどを学んでおくと安心でしょう。

工場包装技能士との違いは?

工場包装技能士との違いは?

 包装管理士と混合されがちな職種として工場包装技能士があります。両者の違いを明確に理解しておきましょう。工場包装技能士は工業製品を包装するための資格です。製品の保護を最優先としており、輸送時の安定性や、衝撃に対する耐久性を考慮した包装のスキルを工場包装技能士は求められます。工場包装技能士の資格を取得することで、持ち運びやすさや積みやすさに対する包装技術も磨かれるでしょう。

 工場包装技能士は1級と2級に分かれており、どちらも国家資格です。2級は実務経験が2年以上、1級は実務経験7年以上なければ受験することができません。ただし、大学での専修内容、卒業した学科によっては、必要な実務経験が変わる場合があります。場合によっては不要になるケースもあります。

 1級、2級ともに学科試験だけでなく、実務試験もあります。学科試験は包装に関する全般的な内容がベースになりますが、それに加えて材料力学、輸出業務を行うための書類知識、包装の製図や衛生面などに対する知識も問われることになります。実技試験は、学科試験で学んだ内容を元に、実際に梱包作業を行うことになります。具体的な内容については、中央職業能力開発協会などのホームページで掲載されているので、事前に確認しておいてください。試験対策は、包装管理士と同様、工場包装技能士も日々の業務が大切です。ただし、自分の専門外の内容も出題されますので、そういった箇所に関しては参考書で学習するようにしましょう。

包装専士との違いも紹介!

包装専士との違いも紹介!

 包装専士は包装管理士の上位にあたる資格です。包装管理士と同様、日本包装技術協会が認定している資格になります。包装の仕事をするにあたって、リーダー的な役割を担う人材に付与されるものと考えればよいでしょう。包装専士の資格を取得するためには、包装アカデミーを修了しなくてはなりません。

 受験資格はJPI会員であり、かつ包装管理士の資格を持っていることが条件です。包装管理士の資格を持っていなくても28歳以上で、包装業界関連で6年以上の実務があれば、資格試験を受験する権利が与えられます。包装業界で責任があるポストに就きたい人や、収入を上げたい人は、取得を目指してみてください。

梱包のプロとしての称号を取得しよう!

梱包のプロとしての称号を取得しよう!

 梱包作業は製品を守るだけでなく、環境や経済的な分野にまで配慮する必要性が叫ばれています。製品をただ包めばよいという考え方だと、さまざまなトラブルを引き起こしてしまうでしょう。梱包作業は今後も需要が高まることが予想されますので、資格を取得するのは有意義です。梱包の仕事に従事していくのであれば、資格をとって包装の知識やスキルがあることを証明しておきましょう。

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