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検品の仕事内容とは?
仕事に向いている人や働くメリットを紹介!

2019/08/06(火) 配信

検品の仕事内容とは?仕事に向いている人や働くメリットを紹介!

 仕事を探しているとき、派遣会社の求人情報サイトなどでよく見かける「検品」という仕事。なんとなくイメージはできるものの、実際どのような仕事をしているのか詳しいことまでは知らないという人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、検品業務では主にどのような作業をしているのか解説し、検品に向いている人、さらには検品の仕事を選ぶメリットについても紹介していきます。

検品の仕事内容について紹介!

検品の仕事内容について紹介!

 検品とは一般的に、製品に欠陥や破損などがないかをチェックする仕事を指します。大量生産されている商品などはその製造工程において少ない確率であるとはいえエラーが起きますが、機械では細かい不具合まで完全に見つけることはできません。そのため、欠陥や破損は人間の目で一つ一つ確認したうえで手作業で排除しなければならないこともあります。商品として市場に出回っても問題がないかをチェックする検品の仕事は、製造業には欠かすことのできないとても重要な作業であるということがいえるでしょう。
 検品方法にはいろいろな手段があるということにも触れておかなければなりません。手作業で行うものや機械を使うものなどさまざまあるので確認しておきましょう。基本的に不良品の仕分けは多くの場合手作業で行われています。果物や野菜の傷みなど、機械で判断するのは難しいものはどうしても人間の力でないと見つけることができません。衣服の汚れや糸のほつれ、破れなども同様で、見つけ次第不良品として処分するか欠陥部分を直すかなどの対処が必要になります。また、書籍の場合も中身を確認し、ページの抜け落ちや印刷ミスが発生していないか出荷前に見つけ出さなければなりません。検品作業において手作業でしか見つけ出すことのできないエラーはこの他にもいろいろ存在しています。そのような場合、手作業の検品は最終確認としてなくてはならない作業といえるでしょう。
 逆に目視や手作業では排除することができない欠陥も存在します。食料品などの場合、一度パッケージされてしまうと異物の混入などを確認することができません。そのようなケースでは密閉状態からでも検品できる機械を使うことになります。また、食料品の検品は異物混入だけにとどまらず容量や重さを一定に保つ必要もあることから、より精度の高い検品をするためにも機械を用いる必要があります。
 機械製品の動作確認も検品の仕事の一つに挙げられます。テクノロジーの進化によりさまざまな機械製品が増えてきていますが、これらもその他の製品と同様、出荷前にきちんとプログラム通りに作動するかどうかをチェックしなければなりません。また、動作確認は機械製品以外にゲームやスマホアプリなどでも行われています。中には、実際にアプリの不具合などを目の当たりにしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。バグが発生する箇所はないか、または起動中に表示される情報に誤りはないかなど、全ての製品はリリース前にあらかじめチェックされています。その検品時にきちんとエラーを見つけられないと不具合が出てしまい、場合によってはユーザーに大きな損害を与えることにもなるので、動作確認にはより正確さが求められます。
 検品作業が重要なのは製造業だけではありません。物流業においても検品作業は非常に重要な工程として位置付けられています。検品とは欠陥を見つけることが全てではなく、商品の出荷量や入荷量など数字の照会をするという意味合いも込められています。伝票に書かれた数と実際に手元にある商品の数に違いがないか確認することはもちろん、伝票の書き間違いなども見分けられなければなりません。たとえば、あきらかに不自然な数字が書かれているのに気づかずそのまま通してしまうと、必要以上の商品が送られることになるので、会社は大きなロスを抱えることになります。このようなことを防ぐためにも、発送時の点検は入念に行っておかなければなりません。

検品の仕事に向いている人を見てみよう!

検品の仕事に向いている人を見てみよう!

 検品作業は製造業において非常に重要な工程であることは先に述べましたが、実際に働くとなるとどのような能力が求められるのでしょうか。ここで、検品の仕事に向いている人の特徴をいくつか確認しておきましょう。第一に挙げられるのが「同じ作業をコツコツと続けられる人」です。検品作業は、多くの場合ベルトコンベアで流れてくる商品をひたすら確認し続けなければなりません。書籍やアプリの検品においても、一度目を通した同じ商品を繰り返しチェックしなければならず、人によってはだんだん嫌気がさしてくるという人もいるでしょう。嫌気がさしてくると、検品作業に影響が出てしまう可能性も否定できません。同じ作業をコツコツ続け、自分の検品した商品が次々に積み重ねられていくことに満足感を覚えられるような人が検品の仕事に適しているといえます。
 「集中して、丁寧に作業を行える人」というのも、検品業務においては非常に重宝されます。同じ作業をひたすら繰り返していると途中で集中力が保てなくなってしまいがちですが、そのような状況でも作業を丁寧に行えるような人でないと検品の仕事は務まりません。商品に個体差があると品質の面で消費者に信頼を置いてもらえなくなるので、丁寧に検品できる能力が求められます。また、検品作業では間違いを確実に見つけられなければなりません。集中力を欠いてしまうと、エラーに気づかずにそのまま作業を続けてしまう可能性もあります。検品の仕事では異変を見逃さないという能力も求められるので、普段几帳面な人や細かいことによく気がつく人などはおそらく検品の仕事で活躍できるでしょう。
 最後に挙げられるのが「手際よくスムーズに仕事を行える人」です。検品の仕事は多くの場合流れ作業であり、仕事の進め方がパターン化しています。一連の流れの中で効率を上げられるポイントを見出すことができれば、より作業をスムーズに進めることができるでしょう。また、作業によっては他のスタッフと連携しながら進めなければならないこともあるので、周りの状況を読み取る能力も求められます。体調不良などで欠員が出たときなどは普段と同じように作業が進まないこともありますが、検品の仕事ではそのような状況においても臨機応変に動けるような人が求められています。

検品の仕事をするメリット4選!

検品の仕事をするメリット4選!

 検品の仕事にはいくつかのメリットが存在します。他の仕事では実現が難しいことも検品の仕事では容易に叶えられることもあるので、自分に合う仕事がなかなか見つけられないという人は一度確認しておくことをおすすめします。まず一つ目のメリットとして取り上げるのは「資格や免許がなくても働くことができる」という点です。検品の仕事と聞くと、何か特殊な知識が必要なのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、野菜や果物の検品は誰でもできることはもちろん、機械製品や衣料品の検品においてもそれは同様です。指示書に書かれてある項目に沿って順に確認するだけなので、資格や免許は一切必要ありません。また、検品の仕事はほとんどのケースで未経験からでも始めることができるということも大きなポイントです。検品内容も自分の好きなジャンルを選んで働くことができる点が、多くの人に好まれる理由となっています。
 「重労働が少ない」という点も検品の仕事の特徴といえるでしょう。女性でも気兼ねなく始められる仕事であるのはもちろん、体力に自信のない男性でも問題なく作業ができるので、「過去に病気を患ってしまった」という人や「怪我をしてしまって思うように体が動かせなくなった」という人でも不安を抱くことなく働くことができます。その他、検品の仕事はセカンドライフの働き口としても非常に適しているということにも触れておかなければなりません。定年退職した後でも、「もう少し働いていたい」あるいは「年金だけで生活するのは不安だ」という人もいるでしょう。検品の仕事は応募条件もそこまで厳しくなく、工場によっては年配の人材を求めていることもあります。ハードな移動や積み込み作業を必要としないので、年配の人でも十分戦力になることができるでしょう。
 「新しく覚える仕事が発生する可能性が低い」という点も忘れてはなりません。仕事によっては日を重ねていくごとに新しいプロジェクトが発足したり、会社の方針が変わったりして覚えることが次々に増えていくこともあるでしょう。場合によっては、作業の進め方や仕事のルールまで変わってしまうこともしばしばありますが、検品の仕事は基本的に同じ作業を繰り返すためそのような心配を抱く必要は全くありません。一度仕事を覚えればあとはルーティン作業に入るだけなので、規則的な日々を過ごしたいという人にはぴったりな仕事だといえます。新しい仕事が増えることはないうえに、難しい作業を要求されることもない検品業務は、ストレスを抱えるリスクも極めて低い仕事といえるでしょう。
 また、検品の仕事にはさまざまな働き方ができるという大きなメリットも存在します。正社員や派遣社員、アルバイトなどまで勤務形態はさまざまあるので、「休みを固定したい」という人や、「できるだけ勤務日数を少なくしたい」という人でも自分のペースにあった働き方が可能になります。何か別に本業がある人や目指しているものがあるという人でも並行して働くことができるので、そのような人たちは検討しておいて損はないでしょう。検品の仕事ではほとんどのケースでシフト制が採用されており、自分のスケジュールに合わせて調整できるので、プライベートを優先しながら働いている人が非常に多いです。また複雑な作業を必要としないので残業もほぼありません。交代の時間が来ればすんなり作業を終えることができます。そして、深夜勤務が可能という点も工場勤務の大きな特徴の一つなので、夜型の生活を送っている人や深夜手当をもらいたい人などには特におすすめできる仕事といっていいでしょう。

検品の仕事における勤務形態や給料の目安

検品の仕事における勤務形態や給料の目安

 検品の仕事ではどのくらいの給料をもらうことができるのか、はたまたどのような勤務形態が多いのか気になっている人も多いのではないでしょうか。そのような人たちに向けて、ここで検品作業のおおよその給料と勤務形態の割合を紹介しておきましょう。まず、勤務形態から説明するとほとんどのスタッフが派遣社員や、アルバイトや、パートというのが現状です。しかし、検品の仕事はそれなりに責任も伴うため正確な作業ができる人というのは非常に重宝されます。そのため、テキパキ動ける人やミスが少ない人は会社に気に入られて正社員に登用されるケースも少なくありません。また、最初は派遣社員から始め、後々正社員になることを目指している人もいます。むしろ最初から正社員登用されることのほうが珍しいので、正社員として働きたい場合はまずは派遣社員から始めてみるほうがいいかもしれません。
 求人の方にも目を向けておきましょう。検品の仕事は主に長期での勤務で募集されていることが多いですが、時に短期、単発での勤務が可能な場合もあります。単発の場合は短いものでは3日間から1週間、さらには1日だけという極端なものもありますが、短期の求人が頻繁に出ているかと言われればそうではありません。だいたいの場合、年末年始などの繁忙期に少しでも多くの人材が必要とされるとこのような求人が出てきます。
 給料の詳細を解説していくと、検品の仕事の場合の平均時給は1036円、そして平均月給は165828円となっています。決して高いとはいえない額ですが、思わぬ出費が必要となったときや、両行などに備えて少しでもお金を稼いでおきたいときには、短期や単発で未経験でもできる検品作業のアルバイトは、ちょうどいい働き口になるでしょう。求人によって給料には差が出てくるので、事前によく調べておきましょう。深夜帯の勤務になると深夜手当が出るので、この平均額よりも多くもらえるでしょう。また、勤務地によっても給料にはそれぞれ違いが出てくるので、こちらもよく確認しておくといいでしょう。
 日払いはしていないので、「思わぬ出費が必要となったときや、両行などに備えて少しでもお金を稼いでおきたいときには、短期や単発で未経験でもできる検品作業のアルバイトは、ちょうどいい働き口になるでしょう。

検品は未経験も働ける可能性大!

検品は未経験も働ける可能性大!

 検品の仕事は、特別な資格や知識は必要なく未経験でもすぐに働ける可能性が高いです。正社員登用があるのでやる気次第ではキャリアアップも図れる一方、自由な働き方が実現可能なのが検品の仕事の特徴といえるでしょう。老若男女問わず幅広い人たちが働くことができるのが最大のメリットです。自分のペースに合わせて働ける職場を探すことができれば、きっと充実した日々を送ることができるでしょう。派遣の求人も多くありますので、ぜひ応募してみてください。

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