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アルバイトの面接対策!
外国人の場合によく聞かれる質問も紹介

2020/05/27(水) 配信

アルバイトの面接対策!外国人の場合によく聞かれる質問も紹介

 初めてのアルバイト面接では、不安や疑問を感じている人も多いでしょう。特に、日本での働き方をまだよく分かっていない外国人の方は面接へのさまざまな悩みがあるはずです。この記事では、あらかじめ知っておきたいアルバイト面接の注意点をまとめました。また、外国人に対して投げかけられることの多い質問も紹介していきます。

アルバイト面接のマナー

アルバイト面接のマナー

 そもそもアルバイト面接では、服装や態度、時間への意識なども問われます。いずれも社会人として求められる最低限のマナーです。マナーの欠けている志望者は面接官に良い印象を残せません。ここでは、面接官に評価されるための対策を紹介します。

開始5分~10分前には到着しておく
 面接官はアルバイト面接での態度を、その人の持っているビジネススキルだと捉えます。そのため、時間厳守は基本中の基本といえます。ビジネスにおいて、遅刻や無断欠勤は許されない行為だからです。指定された面接会場には余裕を持って到着しましょう。どれほど遅くても、開始5~10分前には会場に到着するようにします。時間ちょうどに着くと、面接官から「ルーズな人材」と思われる可能性が出てきます。

 なお、開始時刻より早く着きすぎるのも問題です。面接官は前後のスケジュールを組んだうえで時間を指定しているからです。早すぎる到着は面接官へのアピールどころかかえってマイナスポイントになりかねません。仮に早く着きそうなときでも、近くで待機して時間を合わせるようにしましょう。



清潔感のある身だしなみを

清潔感のある身だしなみを
 アルバイト面接では服装が指定されることもあります。応募先の業種や職種によってルールが定められているので、募集要項をしっかり確認しておきましょう。スーツでネクタイ着用しなくてはならないケースも珍しくありません。また、社風や店舗の空気感と合っていることも大切です。どのような人材像を求めているのかをリサーチしたうえで、服を選ぶ必要があります。もしも服装の指定がなかったとしても、職場で着用して違和感のない服装を選ぶように心掛けましょう。

 身だしなみでもっとも重要なポイントは「清潔感」です。無精ひげやボサボサの髪などは面接官への第一印象を悪くします。服にもアイロンをかけておくなど、だらしない見た目にならないよう注意しましょう。

 1. 男性の場合
 具体的に、男性志望者が意識したい髪型は、顔まわりがしっかりと見える程度の長さです。極端に短くしなくてもよいものの、前髪が目にかかるなどは厳禁です。また、トップスはしわのない襟付きのシャツを選びます。無地が無難であり、柄があったとしても薄いものにしましょう。ボトムスもよれていないコットンのパンツなどが適切です。ジーンズはカジュアルな雰囲気になるので、なるべく避けるようにします。靴は革靴以外なら、きれいなスニーカーが向いています。そして、履歴書や筆記用具の入るショルダーバッグを用意するのが理想です。

 悪い例として、傷んだデニムやサンダル、履き古したスニーカーなどが挙げられます。そのほか、派手なピアスやアクセサリーも面接には不要です。できれば外して真面目な印象を面接官に与えるようにしましょう。

 2. 女性の場合
 面接に挑むロングヘアーの女性は髪をまとめておきましょう。前髪が顔にかかりすぎず、表情が見えるようにします。また、ナチュラルメイクで派手な印象を与えないようにします。アパレルやコスメ系の企業では雰囲気も大切にするので、コンセプトに合った身だしなみを意識することが大事です。トップスは清潔でしわのないコットン生地のスカートやパンツが無難です。スカートは短すぎず、ひざ丈ほどに留めます。靴も真面目に見える革靴やパンプス、汚れていないスニーカーやブーツが向いています。鞄は筆記用具や書類を入れておけるショルダーバッグにしましょう。

 避けたいのは、古びたデニムパンツやサンダル、汚れた靴といった清潔感のないアイテムです。ピアスやアクセサリーも派手なものは厳禁です。さらに、長い爪や派手なネイルも職場で不要とみなされる恐れがあります。ニーハイブーツや露出の多い服なども身につけないようにしましょう。

アルバイト面接に必要な持ち物

アルバイト面接に必要な持ち物

 履歴書や職務経歴書など、アルバイト面接では持ち物を指定されることが珍しくありません。さらに、面接官の言葉を書き留めるメモ帳なども大切です。ここからは、事前準備でチェックしたい必需品を挙げていきます。

履歴書
 まず、多くの面接で持参するように言われるのが履歴書です。記入漏れや写真の貼り忘れがあると評価を落としかねないので、しっかりチェックしておきましょう。履歴書を作成するときは、コピーや使いまわしは厳禁です。志望先にしか当てはまらない内容を自分の言葉で書きましょう。次に、丁寧で読みやすい文字を心がけます。パソコンで書くのもひとつの方法です。記入漏れのほか、空欄を作るのも良くありません。やる気がないように思われるからです。そして、筆記用具は修正ができないよう黒いボールペンを使うのがマナーです。

 昭和を「S」と書くような略語は使用しません。長くなったとしても正式名称を書きます。そのほか、嘘や誇張も控えましょう。多くの場合、面接で発覚してしまいます。たとえ、ごまかせたとしても、採用後のミスマッチを招きます。さらに、二重線訂正や修正液、修正テープはマナー違反です。書き損じたら新しい用紙で書き直しましょう。



筆記用具・メモ帳

筆記用具・メモ帳
 ボールペンなどの筆記用具、メモ帳も必須です。面接では勤務日数や勤務時間、労働条件などを調整することもあります。また、業務規則についての確認もなされます。忘れないように紙とペンがあれば安心して話を聞けるはずです。

アルバイト面接でよく聞かれる質問

アルバイト面接でよく聞かれる質問

 多くの企業が志望者に対し同じ質問を投げかけてきます。アルバイト面接では定番の質問があり、シミュレーションしておくと本番でも力を発揮できます。また、自己紹介を考えたりメモを必ず持参したりするなどの注意も必要です。以下、よく聞かれる質問を挙げていきます。

志望動機
 面接を行う店舗や企業は、志望動機を一番気にしています。志望動機のポイントとしては、「職場のどこに惹かれたのか」を簡潔にまとめることです。ただ述べるだけでなく、理由をしっかり挙げましょう。自分のスキルや性格などにからめると説得力のある動機となります。また、具体的な経験をエピソードにして話すのも効果的です。

 注意したいことは、時給や交通面など条件面に偏らないことです。確かに、これらの要素も職場選びには大切です。しかし、「お金がたくさんもらえる」「楽そう」といった動機では面接官にやる気を伝えられません。その仕事の本質的な魅力を伝えるよう意識します。前向きで「どうしてもこの仕事がしたい」と解釈できる志望動機を準備しておきましょう。



長所・短所

長所・短所
 面接では「あなたの長所と短所を踏まえて自己紹介してください」とよく言われます。あくまでも仕事上の能力を確かめるための質問なので、働いてきた経験に関連する答えを考えましょう。得意分野や苦手分野の克服などを挙げるのが理想です。なお、会話のきっかけにしたりコミュニケーション能力を確かめたりする目的もあります。「どのような答えを返すべきか」と考えすぎず、気楽に話すことも大事です。また、面接官に「この人と働きたくない」と思われるような短所を答えるのも要注意です。

 ポイントとして、長所に関しては「仕事に生かせること」を意識します。事務能力やリーダーシップ、体力面などが定番です。また、短所を答えた後では「その短所をどう改善するつもりか」まで説明します。「私はそそっかしいので、今もメモを取るなどして人の話を聞く努力をしています」などの具体的な返しをすることが肝心です。そして、長所と短所について証明するエピソードがあれば面接官に伝えましょう。



これまでのアルバイト経験

これまでのアルバイト経験
 「今までどのようなアルバイトをしてきましたか」も定番の質問です。志望者の経験から、スキルや仕事への意識を予想することができるからです。そのため、職種名を挙げるだけでは面接官の知りたい情報を示せません。志望先に似た業種、職種を挙げつつ自分の能力を証明していきましょう。未経験の業種に志望する際も、過去のアルバイトから共通点を探ることが重要です。

 そのうえで、前職のアルバイトを始めた理由、辞めたきっかけも説明します。いずれもネガティブに聞こえる内容は避けます。「嫌だから辞めた」のではなく「この仕事を始めたくて辞めた」といった具合に聞こえるのが理想です。また、能力の裏付けになるので、任されていた業務や役職も伝えます。そこで覚えたスキルや知識もあれば、なお有利です。最後に、過去の経験をどうやって新しい職場に生かすのかまで考えておきましょう。



勤務可能日数・時間

勤務可能日数・時間
 面接官は採用した後の働き方も知りたがっています。「いつから働けるか」「どれくらいの頻度でどの時間帯に入れるか」などの質問は必ずあると思っておきましょう。求人票に記載されている範囲で、希望の曜日や時間帯を伝えていきます。曖昧に答えてしまうと、採用されてからトラブルを招きます。行けない日は行けないときっぱり答えることが重要です。勤務日や時間帯はアルバイト採用でかなり大きな要素となります。もしも職場と話し合いがまとまらないようなら、別の場所を志望することも選択肢のひとつです。

 ちなみに、飲食店や接客業では土日に働ける人材が重宝されます。通勤時間が短いと働きやすいので、志望する際に条件を確認しておきましょう。学生であれば、勉強との両立も大切です。面接時には無理なく、実現可能なスケジュールを正確に伝えます。



外国人の場合によく聞かれる質問

外国人の場合によく聞かれる質問
 もしも外国人の方が日本でアルバイトをするのならば、面接でさまざまな点を聞かれます。日本語の習得度や、社風に合った性格かは必ずチェックされるでしょう。どのような質問であれ、正しい情報を伝えることが大切です。

 名前や出身を聞かれるのは当然として、母国や日本の好きな点を話のきっかけとして聞いてくる面接官は少なくありません。また、日本に来た理由を知ることで本人のやる気も確かめられます。長期的に働いてくれる人材を探している企業なら、滞在期間も気になるところです。なお、日本語の理解力も試されるものの、職種によっては基本的な挨拶と返答ができれば問題ない場合もあります。JLPT(日本語能力試験)を取得しているならアピールしておきましょう。そのほか、自己PRを求められるのは日本の志望者と変わりません。ただ、人となりを知るために趣味や休日の過ごし方、日本の友人との関係などを聞かれることもあります。

 仕事内容についての質問では、志望動機やアルバイト経験が定番です。志望先の魅力、日本と母国での経歴などを掘り下げられることも少なくありません。そのうえで、シフトの調整に入っていきます。資格外活動の許可(入管法第19条)により外国人留学生は週に28時間しか働けません。仮に面接官から長時間勤務を求められたとしても、きっぱり断ることが大事です。そのほか、交通費などにもかかわるので通勤時間や手段の質問もされます。

  ※資格外活動の許可(入管法第19条)

アルバイトの面接に不採用になる理由

アルバイトの面接に不採用になる理由

 面接で落とされたということは、何らかの失態を犯したか、自分よりも他に採りたくなる志望者がいたということです。しっかりと反省をして、次の面接に挑みましょう。以下、不採用になったときに考えられる代表的な理由です。

応募条件に合わない
もっとも多いパターンです。志望先が求めている勤務時間、勤務日と合わなければ落とされやすくなります。特に、土日出勤ができる人材を探しているのに平日しか入れないなど、曜日の不都合は重大な問題です。また、店舗が望む時間よりも希望が長すぎたり短すぎたりしても不採用になる可能性が高いでしょう。これらシフトに関する質問は採用の合否に直結するので、慎重に答えるべきです。



コミュニケーション力が低い

コミュニケーション力が低い
 社員やアルバイト仲間とコミュニケーションが問題なくとれるかは、面接で見られている部分です。接客業ならば、お客さんに嫌な印象を与えないことがかなり重要なポイントです。もしも面接でおびえた態度を見せたり、相手の目を見られなかったりしていたなら不採用になることも珍しくありません。また、面接官との会話がぎこちないのもマイナス要素です。なれなれしすぎるのも評価されない一方で、横柄な態度も控えましょう。敬語や挨拶を正しく用い、謙虚で真摯な態度を見せるように心がけることが重要です。



履歴書に不備がある

履歴書に不備がある
 志望先に提出した履歴書に不備があるのも問題視されるポイントです。履歴書は第一印象を決める「顔」がわりでもあるので、内容が整っていないと面接官から「確認が足りない」「そそっかしい」などのマイナス評価を受けてしまいます。たとえば、記入漏れや空欄の多さはやる気を疑われる原因になりかねません。写真の貼り忘れも確認さえすれば防げるミスです。

 写真映りもある程度はこだわりたいところです。表情が怖かったり、前髪が長くて顔が分からなかったりすると「一緒に働きたくない」と思われてしまうことが多いでしょう。また、フリーターの場合は無職期間が長すぎるのも不採用の原因になることがあります。スキルに問題があることや、社会性がないことなどの原因が考えられるからです。

 履歴書に汚れやしわがあるのもだらしない印象を強めます。そのうえ、誤字脱字、荒い筆跡なども好ましくありません。乱暴な性格だと感じられるので、履歴書は丁寧に扱いましょう。履歴書の下書きを書き上げた時点で再度見直せば、少なくとも初歩的なミスは訂正できます。

アルバイトの面接の前にしっかり準備をしよう

自分の強みを活かしたアルバイトを

 「面接官ならどう感じるか」を意識して準備すれば、面接対策を立てられます。基本的に「ビジネスマナーが備わっている」「やる気がある」の2つをアピールできれば、採用される確率は高まります。この記事で紹介してきたポイントは、面接官へ本人の真摯さを伝えるために必要なことばかりです。面接官に好印象を与えられるよう、シミュレーションを徹底しましょう。

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