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派遣と請負は似ているようで全く違う?
両者の特徴と違いまとめ

2018/06/22(金) 配信

派遣と請負は似ているようで全く違う?両者の特徴と違いまとめ

 自身のライフスタイルに合わせた働き方を選択するうえで「派遣」や「請負」などが候補に挙がることもあると思いますが、これらの働き方には明確な違いがあります。今回は、派遣と請負の違いについて解説していきます。

派遣ってどういうもの?

派遣ってどういうもの?

 労働者派遣事業、いわゆる「派遣」は、派遣会社(派遣元)に雇用されて派遣先企業へ働きに行くものです。雇用主(派遣元)と指揮命令者(派遣先)が異なるのが特徴で少し複雑に感じられるかもしれませんが、あくまでも雇用主である派遣会社(派遣元)に所属するので、給料も派遣会社から受け取ります。
 就業条件によって内容は変わりますが、派遣も通常の従業員と同様に社会保険や健康診断、年次有給休暇などの福利厚生は整っており、派遣だから適用されないということはありません。ただし、派遣会社(派遣元)に所属しその就業規則に従いますので、派遣先企業の充実した福利厚生と比較すると劣る部分がある…というケースもありますし、逆に派遣先企業の従業員より条件が良いというケースもあります。派遣労働者は労基法や派遣法により保護されますので、もし不安な点がある場合は派遣会社に相談し、どうしても納得できない場合は労基署や労働局に相談することもできます。

請負って何?どんな特徴があるの?

請負って何?どんな特徴があるの?

 業務を請け負う「請負」には、企業から委託・注文された業務を他の企業が請け負う場合と、個人が請け負う場合の2種類があります。企業から企業に業務を委託している場合は、その契約形態が請負というだけで従業員の雇用形態には影響しません。請け負った業務を行うのは、その企業に雇用される従業員やアルバイト、あるいは派遣会社から派遣された方が一緒に働くこともあるでしょう。
 個人が請け負う場合は、個人事業主として注文主である企業から業務遂行を引き受けるのであり、企業に雇用され所属することとは異なるので、受け取るのは給料(賃金)でなく報酬です。社員、アルバイト、パート、派遣といった「労働者」ではないので、賃金や福利厚生も従業員として保障されているわけではないことに注意が必要です。
 請負の仕事は、いわゆる内職作業や、建築や洋裁など形あるものを製造する仕事、演奏・講演など多岐にわたります。専門的な知識や技術を生かした仕事では短時間で高額の報酬を得られることもありますし、業務内容によっては自宅で自分の都合の良い時間帯に働くことも可能です。

違いを理解した上で働き方を選ぼう!

違いを理解した上で働き方を選ぼう!

 派遣と請負は全く異なるものですが、それぞれの特徴を理解しておくこともきっと自分の生活スタイルに合わせた働き方の選択に役立つでしょう。

 関連記事:「請負ってなに?派遣とどう違うの?」をご参照ください。

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